10位〜4位はヨーロッパの空港が多く、成田が9位にランクイン
第10位 マドリード・バラハス空港(スペイン)
BearFotos / Shutterstock.com
2005年に開業した第4ターミナルは、ポンピドゥー・センターなどを手がけたイギリス人建築家、リチャード・ロジャースの設計で、波打つようなバンブーの天井と、それを支えるカラフルな支柱が印象的なデザイン。王立英国建築家協会(RIBA)による建築賞「スターリング賞」を受賞しています。
第9位 成田空港(日本)
MR.WICHAI THONGTAPE / Shutterstock.com
空港としての利便性はもちろん、人気のお土産品からアート、サブカルチャーまで、日本各地のさまざまな魅力が集合。ターミナル内のいたるところで、日本人作家による大小さまざまなアート作品を見ることができます。
第8位 チューリッヒ空港(スイス)
YueStock / Shutterstock.com
国際的に有名なブランドからスイスならではの銘品まで、さまざまなショップがそろう365日無休のショッピングセンターのよう。空港に隣接する「The Circle(ザ・サークル)」は、ホテルやレストラン、ショップなどが入った複合施設です。
第7位 ミュンヘン空港(ドイツ)
ビール大国ドイツらしく、空港の敷地内にビール醸造所「エアブロイ」があり、ビアレストランが併設されているのが特徴です。待ち時間もビールを楽しみながら過ごすことができます。
第6位 イスタンブール空港(トルコ)
4.murat / Shutterstock.com
管制塔は、トルコの国花であるチューリップをモチーフとしたデザインになっています。ターミナルのデザインはモスクなどをイメージしたアーチ状の天井が印象的です。巨大なショッピングモールのように広く、ショップやレストランが充実。
第5位 シャルル・ド・ゴール空港(フランス)
bellena / Shutterstock.com
3つのターミナルがあり、パリらしいユニークな形のターミナルが特徴的。乗り継ぎ客向けのトランジット・ラウンジ「Instant Paris(インスタントパリ)」には、ラウンジ、カフェ、プレイルーム、図書館、そして、キャビンの中をイメージしたようなホテルがあります。ミシュラン・スター・シェフによるレストランもあり、パリの美食を空港でも味わえます。
第4位 仁川国際空港(韓国)
Thiago B Trevisan / Shutterstock.com
厳選された話題のレストランが集まった「韓食ミダムキル(コリアンフードストリート)」、レストランやカフェのほか、屋内庭園やアート作品などが随所に配置され、文化芸術スペースとしての機能も備えています。
世界の空港TOP3はシンガポール・チャンギ、ドーハ・ハマド、東京・羽田
第3位 羽田空港(日本)
kuremo / Shutterstock.com
「江戸」と「和」をテーマに江戸時代の情緒溢れる街並みを再現したメインストリートや、歌舞伎座をイメージした装飾の店舗が並ぶ「江戸小路」には、江戸前寿司、焼鳥、おでんなどの味わえる小粋なお店があり、グルメスポットとしても人気です。
コロナ禍で注目を集める「世界で最も清潔な空港」でも、8年連続10回目の1位を獲得。また、「国内線空港」では、11年連続1位、「PRM対応」(高齢者や障害者など、移動時のサポートを必要とする旅客への取り組みに優れているターミナル)では、5年連続1位となっています。
第2位 ハマド国際空港(カタール)
gnoparus / Shutterstock.com
前年まで2年連続で1位だったカタールのドーハにあるハマド国際空港が2位に入りました。
スパやフィットネスなど充実の施設があり、建築の美しさやラウンジの豪華さも評判で、「世界の空港ショッピング」「中東最高の空港」「中東の最も清潔な空港」でも1位になっています。
第1位 チャンギ国際空港(シンガポール)
Square Box Photos / Shutterstock.com
2013年から2020年まで連続トップだったシンガポールのチャンギ空港が、3年ぶり12回目の首位に。「空港の食事」と「空港のレジャー設備」の2部門、さらに「アジアで最高の空港」でも1位に選ばれています。
ショッピングやダイニングはもちろんのこと、高さ40mの屋内滝をはじめ、蝶が飛び交う「バタフライガーデン」や、大規模な植物園「オーキッドガーデン」、さまざまなアトラクションが楽しめる「キャノピーパーク」など、エンタテインメントも充実しています。
SKYTRAX World’s Top 100 Airports 2023
[All photos by Shutterstock.com]