【東京・麻布台ヒルズおすすめ店17選】限定スイーツ＆新業態カフェ＆レストランなどすべて現地ルポ！

2023年11月24日開業「麻布台ヒルズ」

2023年11月24日（金）、東京の虎ノ門・麻布台で開業を迎えるのは、森ビルが運営する「麻布台ヒルズ」。

“緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街 – Modern Urban Village -”。をコンセプトに、オフィスや住宅、ホテル、商業施設、ミュージアム、広場などが融合した東京の新しい街。

東京メトロ日比谷線「神谷町駅」直結で、東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」から徒歩約4分と、便利な立地です。

敷地内は、中央広場を中心に「森JPタワー」「タワープラザ」「ガーデンプラザ」「レジデンス」といった施設が建っていて、飲食店、ファッション、カルチャーなど、約150店舗が集まっています。

キッチンカーや果樹園、奈良美智のパブリックアート《東京の森の子》もある中央広場

今回は、その中から特に注目したい店舗をチェックしてきました！

ガーデンプラザ

「ガーデンプラザ」は地下で繋がる「A・B・Ｃ」の3つのエリアに分かれるほど広大で、飲食店もいっぱい入っています！

アラビカ東京 B1【東京初出店】

最高のスペシャルティコーヒーと卓越したデザインで世界のコーヒー愛好家から熱狂的な支持を集める京都発の「％ ARABICA (アラビカ）」が東京初出店。なんと麻布台ヒルズに2店舗同時オープンします。こちらのガーデンプラザB1は、地下鉄神谷町駅に直結した麻布台ヒルズの入り口にあり、サクッと利用しやすい立地。

生ドーナツやクイニーアマン、クロックムッシュなど

連日行列のアマムダコタンのセカンドベーカリーブランド「dacō＜ダコー＞」のパンも買えます！ これはうれしい！

コーヒー豆をその場で焙煎してお土産にすることもできます。おしゃれなオリジナルグッズも豊富。

エスプレッソ 税込350円／カフェラテ税込550円〜660円（イートイン・テイクアウト同額）など

エスプレッソは気が引き締まるような苦味の中にも芳醇なアロマが感じられ、カフェラテは冷めてもおいしいくらい豆の風味が引き出されています。思わずさすが！ と言いたくなる、何度もリピしたくなる味わいでした。
 

中村藤吉麻布台店【新業態】

京都の本店を持つ「中村藤吉」の新形態である麻布台店は、テイクアウト、toGOスタイルのお店。カウンターには日本茶のテイスティングスペースがあり、スタッフの方と一緒に味わいや香りを比べてみることができます。

気に入ったお茶が見つかったら、ストレートやライトアレンジ、デザートドリンクなどアレンジメニューから選んで店内でいただくこともできますよ。
（抹茶（薄茶）とミルク　Cold 580円／Hot 630円、中村茶　Cold／Hot 400円など）

自宅用はもちろん、手土産にもぴったりなティーバッグは、［キュウブ］タイプのパッケージもあって見栄えもします。

まるとパフェをテイクアウトできる「おうちでまるとパフェ 1個 税込700円」や、期間限定のクッキー缶「ビスカン 1缶 税込3,800円」などは、麻布台店限定の商品です。要チェックですね。

 

ショウダイビオナチュール

「ガーデンプラザB」の地下1階にオープンしたのは、福岡に本店があるオーガニック素材や自然由来素材にこだわった、オーガニック、ヴィーガン、グルテンフリーのスイーツブランド「shodai bio nature（ショウダイビオナチュール）」。

お店の人気は、花びらのような形のチョコレート「ペタル」。華やかな色と様々なフレーバーがあり、季節や記念日などによって、ピンク、青、緑とペタルの色を変えてシリーズ化しています。

（写真）麻布台ヒルズ限定には「ペタル マニフィーク」（税込6,400円）が登場。定番の華やかな色合いではなく、落ち着いたトーンをイメージしたペタルの花びらが缶の中を埋め尽くしています。

他にも、自然素材にこだわったマカロンやマドレーヌ、パウンドケイク、バウムクーヘンなどの洋菓子が店内を埋め尽くしています。

遺伝子組み換え原料、人工甘味料・添加物、トランス脂肪酸、安定剤、香料を不使用のアイスクリームやシャーベットなども。自然の風味を生かして心身に優しくて、カラフルでキュートで贈り物にしたくなるスイーツです。

パティスリー GIN NO MORI

季節の果実や木の実など、森のめぐみを洋菓子にしたパティスリー「GIN NO MORI（銀の森）」。銀座・GINZA SIXの銀座本店に続く都内2店舗目で、「ガーデンプラザB」地下1階にオープンしています。

麻布台ヒルズ限定缶（1日数量限定）森の恵みクッキー「プティボワ」（税込1,890円）。オリーブ、ピッツァ、ポワヴル（生胡椒）、トリュフ、ジェノベーゼと、甘くなくてワインと相性がよい木の葉型のクッキーの詰め合わせです。

麻布台ヒルズ限定缶（1日数量限定）「シィプヘ（ひのき）のパウンドケーキ」（税込2,700円）。国産ひのきのパウダーを生地に練りこんで、口の中でひのきの香りがいっぱいに広がるパウンドケーキ。青い森をイメージしたメルヘンチックな内装にもトキメキます。

パティスリー＆カフェ デリーモ

ショコラティエ江口和明さんのパティスリー「パティスリー＆カフェ デリーモ」。

イギリス東インド会社のシェフパティシエに就任した江口さんが、紅茶・イチゴ・チョコレートを組み合わせたイートイン限定パフェ「エリザベス」（税込2,750円）（メニュー左）と、就任記念のオリジナルブレンドティー（税込990円）を麻布台ヒルズ限定で提供しています。

（手前）東インド会社の紅茶スタントン・アールグレイを加えた「ドームアールグレイ」（税込480円）は、中央にはとろっとしたロイヤルミルクティークリームを忍ばせて、香りを楽しめます。（奥）ウガンダの農園直送の高品質なバニラが香る「フィナンシェバニラ」（税込320円）も。

これら2品は他店でも販売していますが、麻布台ヒルズ店では1個から温めてもらって店内のカフェでいただけます。

「ガーデンプラザB」地下1階にある店内にはソファのボックス席やカウンター席まで40席を設け、まるで絵画の世界へ飛び込んだようなアーティスティックな雰囲気が漂っています。

蜂蜜専門店「ラベイユ」【旗艦店】

自社養蜂場の蜂蜜と世界の養蜂場を訪ねて買い付けた世界12か国80種類以上の蜂蜜を揃える蜂蜜専門店「ラベイユ」。「ガーデンプラザB」地下1階にオープンし、蜂蜜が黄金の輝きを放っています。

サステナブルな取り組みとして、森ビルと共同で麻布台ヒルズに近いアークガーデンで都市養蜂をスタートし、アークガーデンやその周辺に咲く桜やトチノキなど季節の花々から採れた「東京 麻布のはちみつ」（36g・税込1,728円／125g・5,400円）を、麻布台ヒルズ限定（数量限定）で販売。

さらに、店舗には「プレミアムはちみつセラー」を初めて導入し、温度管理に徹底して特に希少なはちみつを限定数で販売。お店のはちみつは全て試食可能なので、微妙に異なる香りと甘みを体験して選んでほしいものです！

エシレ・ラトリエ デュ ブール【新業態】

2023年12月1日（金）に「ガーデンプラザB」1階にオープンした、フランス産A.O.P発酵バター「エシレ（ÉCHIRÉ）」の専門店「エシレ・ラトリエ デュ ブール」。

“バターのアトリエ（ラトリエ デュ ブール）”という新しいコンセプトで、バターをふんだんに使ったリッチなパン「ヴィエノワズリ」、オリジナル焼き菓子、ケーキなどがたくさん並んでいます。

バターを折り込んだ生地でさらにバターを包んだ「クロワッサン ドゥーブル」（税込648円）、30cmもの巨大なクロワッサン「グラン クロワッサン」（税込2,160円）の他、ブリオッシュをクロワッサン生地で包んだ「ブリクロ・エシレ」（税込2,160円）など、ほぼ麻布台ヒルズ限定の商品ばかり。エシレのパンを食卓に添えてハッピーライフを過ごしたくなりますね！
 

 

タワープラザ

「森JPタワー」低層部の商業ゾーンには、カフェ、書店、クリニックなど多くの業態の約60店舗が集まっています。

ベーカリーカフェ「ペリカンカフェ」

「タワープラザ」1階へ、エスカレーターを上ったらすぐ目の前にある「ペリカンカフェ」。

東京の浅草・田原町にある創業約80年を迎える老舗パン屋さん「パンのペリカン」のカフェです。「パンのペリカン」の食パンを使った網焼きトースト、季節のフルーツをふんだんにのせたフルーツサンド、シンプルな卵やハムのサンドイッチ、濃厚な自家製ピーナッツクリームやイチゴジャム、浅草ハムのハムカツを挟んだサンドイッチなどを楽しめます（500円台～）。

麻布台ヒルズ限定メニューは、こちらのお酒にも合う2品。

（左）醤油レーズンを使った驚きの組み合わせを楽しめる「レーズンあんバターサンド」（イートイン税込1,000円）。（右）バルサミコソースに実山椒がアクセントを効かせた「エビフライサンド」（イートイン税込1,400円）。

サンドイッチはテイクアウトもOKで、本店「パンのペリカン」のパンや、オリジナルグッズも店内で販売予定。開放的な店内には24席を設け、木のぬくもりと、白と黄色のペリカンカラーでアットホームな空間に。朝からオープンしているので、腹ごしらえにもぴったり！

プラントベースレストラン「アルケミー」【日本初出店】

“世界のベストローフードレストラン”の一つに数えられるプラントベースレストラン「アルケミー」。ヴィーガンの楽園と言われるバリ島のウブドから、海外初出店で麻布台に登場。

バラエティ豊かなチョコレートは、どれもヴィーガンチョコレートとは思えない食べ応えと豊かな風味。ミルク 220円、ラッキーチャーム 280円、ヌテラトリュフ 280円（すべて税込）など。

看板メニューのサラダバー（2,000円〜）以外にも、タロパンケーキ（1,680円）やポケボウル（1,600円）、アボカドトースト（1,200円）、エンドウ豆ヌードル（1,650円）など軽食からランチ・ディナーまで幅広く利用できるラインナップです。

キムチやトッピング類まですべて手作りだというアルケミー。スタッフさんおすすめのトッピング「クリスピーオニオン」を試食させていただいたところ、あまりのおいしさにテイクアウトの量り売りはあるのかと聞いてしまうほどでした。

こちらはあくまでサラダのトッピングのみで、単品メニューやテイクアウトはありません。フライドオニオンのような感じですが、揚げておらずゴマの風味とサクサクしたオニオンの食感が最高でおつまみにしたいくらいでした！

 

タイ料理の概念を覆す「SAAWAAN BISTRO」【日本初出店】

開業わずか7カ月でミシュラン一つ星に選ばれたタイの「SAAWAAN」。日本初出店の「SAAWAAN BISTRO」は、そのイノベーティブな味わいを、カジュアルに体験できるタイ料理のレストランです。

眺めのいい開放感あふれる店内でいただけるのは、タイの宮廷料理の思考をもとに再構築したという見た目の美しさ・絶妙な味のバランスが際立つタイのタパス。タイ料理に欠かせない五味「甘味・酸味・辛味・塩味・旨味」を最高の形で楽しめます。

鴨のグリーンカレー

旬鮮魚とシトラスのセビーチェ

内覧会で試食させていただいたメニューも、複雑な香りや食感が口の中で移り変わるドラマチックな味わい。まさにタイ料理の概念を覆す、話題のレストランになる予感がします。

 

都内4店舗目「プリンチ®」のスターバックス コーヒー

「ペリカンカフェ」の下の階、「タワープラザ」地下1階には、世界中でおなじみの「スターバックス コーヒー」も。

麻布台ヒルズ店では、世界中の希少な豆を集めた「スターバックス リザーブ®のコーヒー」と、ミラノにオープンしたイタリアンベーカリー「プリンチ®」のタルトや焼き菓子のドルチェを取り揃えていて、本場イタリアの食文化を体現できます。

都内でも「プリンチ®」のドルチェを楽しめる店舗はまだ少ないので、貴重でこだわりのある店舗になっています。店内には62席もあり、ゆったりとした大人な空間なので、さらにリッチな気分になれそうです。

アラビカ東京 4F【東京初出店】

アラビカ東京 4F店は、テラス席もあり、ガーデンプラザのお店よりゆったりコーヒーを楽しめる雰囲気です。

コーヒーメニューのラインナップやダコーのパン、豆の焙煎、オリジナルグッズなどはガーデンプラザB1店と同様。練乳を使った「キョウトラテ」550円〜600円（税込）はぜひ味わってもらいたい甘みと苦味のコクが絶妙な一杯です。

麻布台ヒルズ マーケット

「ガーデンプラザC」地下1階には、 生鮮食品、総菜、グロッサリー、ワイン・リカー、ベーカリー、スイーツ、フラワーなどの34店の専門店が並ぶ「麻布台ヒルズ マーケット」が2024年3月に開業しました（一部店舗ではイートインもOK）。

コム・ン トウキョウ

東京・九品仏に本店がある「Comme’N TOKYO（コム・ン トウキョウ）」は、パンの国際大会「モンディアル・デュ・パン」にて、日本人で初めて総合優勝し世界一となった大澤秀一さんが率いるベーカリーです。

食パンやカンパーニュ、バゲットなど食卓パンのほか、惣菜パンや創作パンなど80種類以上が常に並びます。看板商品は、AOP認定のフランス産発酵バターを使った「クロワッサンA.O.P」（税込378円）。

「ブルーベリーとミルクチョコのブリオッシュ」（税込918円）や、カスタードとマスカルポーネのピスタチオクリームを入れた「キューブピスタ」（税込713円）、自家製カスタードクリームとピーカンナッツの「キャラメルピーカン」（税込713円）といった、麻布台ヒルズマーケット限定のパンもあります。

ベーカリーの隣には、本店にもあるメレンゲ菓子専門店「Comme’N MERINGUE（コム・ン メレンゲ）」を併設。毎日のパン作りの工程で出た余剰な卵白を活用した、カラフルなメレンゲ菓子を扱っています。

 

パーラー矢澤

「パーラー矢澤」は、精肉卸として手掛けていた「焼肉ジャンボ白金」「ミート矢澤」「とんかつ あげ福」などの人気惣菜を一挙に集結させた集大成の店。できたてを提供するバイオーダーや、イートインも可能です。

テイクアウトでは、オリジナル、デミグラス、和牛ミートの3種のソースが用意されている「ミート矢澤の焼きたてハンバーグ」（税込750円〜）をはじめ、ハンバーグや付け合わせ、ライスが入った弁当、和牛メンチカツや国産豚とんかつヒレなどの揚げ物、シャルキュトリも豊富に取りそろえられています。

イートインでは、ハンバーグやエビフライ、ソーセージ、カレーなど、大人も童心に返り、心ときめくようなメニューがそろう「大人のお子様ランチ」も楽しめます。

 

菜香や

茨城県に本店がある「菜香や（なかや）」は、ぬか漬け専門店。野菜本来の味を大切にする手作り製法で、季節の素材を大切にしながら、添加物不使用の四季を感じる漬物を作っています。麻布台ヒルズ店が初めての東京出店です。

木樽糠床熟成の「胡瓜の糠漬け」（1本432円）をはじめ、かぶやなす、にんじん、だいこんなど親しみのあるぬか漬けのほか、「ゆでたまご」（1コ216円）や「アボカド」（1個669円）といった変わり種まで幅広い品ぞろえ。

4点まで324円（税込）でカットもしてくれるので、ランチ用にテイクアウトしたり、パーティーに手土産として持っていったりもできます。ぬか漬けだけでなく、自宅で漬けられるセットもありました。

 

フィオールディマーゾ

「フィオールディマーゾ」は、イタリアのヴェネト州に拠点を置くチーズメーカー「カ・フォルム」が手掛ける自社ブランドで、上質な品がそろうチーズ・生ハム専⾨店です。

チーズは、定番の「パルミジャーノ・レジャーノ」（100g　648円）をはじめ、フレッシュタイプの「水牛モッツァレラDOP」（1pc　1,998円）、ウォッシュタイプの「タレッジョ」（100g　756円）など、個性豊かなチーズのほか、ホームパーティーやおうち飲みにぴったりなチーズとドライフルーツの詰め合わせも並びます。

一番人気のチーズ「ゴルゴンゾーラ・ドルチェ」（100g　918円）は、ゴルゴンゾーラとは思えない、まさにドルチェのようなクリーミーさ！　特有の臭みはほとんどないので、ゴルゴンゾーラが苦手な人でも食べられそうです。

ハモン・セラーノやスペックなど、生ハムは注文にあわせて店頭でスライスしてもらえます。サイズは、ピッコロ、メディオ、グランデの3種から選択可能です。

 

Mr. CHEESECAKE LIMITED STORE

TVでも取り上げられるほど進化し続けるチーズケーキブーム真っ只中。オンライン販売やポップアップショップで人気のチーズケーキ専門ブランド「Mr.CHEESECAKE（ミスターチーズケーキ）」が、2023年11月24日（金）〜2024年5月31日（金）の期間限定で出店します。

バニラ・レモン・トンカ豆などの香りと味わいを堪能できるチーズケーキや、お酒と小麦粉不使用のティラミスなど、フレンチレストラン出身のシェフが創作するレストランデザートのようなチーズスイーツ。

麻布台ヒルズ限定商品には「Mr.CHEESECAKE Petit（ミスターチーズケーキ プティ）」（定番フレーバー（クラシック）・キャラメル・レモンなど全6種（税込972円〜）が登場。本商品のみ店内のカウンター席でイートインOK。

濃厚なイメージがあるチーズケーキの概念を覆す、香り舞うチーズケーキ体験ができます（「Mr.CHEESECAKE Petit」以外の商品はテイクアウト販売のみ）。

探検するように巡りたい！

紹介した店舗はほんの一部。チョコレート、パン、ソフトクリームなど、自分の好きなものをどんどん見つけられそうな予感がするこの店舗数。この広大な麻布台ヒルズを迷うことも楽しみの醍醐味として探検して、いろいろ発見して味わってみては？

［all photos by kurisencho ＆ TABIZINE編集部］
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