どんどこ森はパークのどこにある?行き方は?
どんどこ森は、昭和の景観をイメージしたエリア。ジブリパークの奥側にあり、入り口がある愛・地球博記念公園駅から「サツキとメイの家」までは、林の中を抜ける林床花園ルートの場合、徒歩で約17分ほどかかります。無料園内バスもありますよ。
>>園内バスルート・時刻表
油屋に似ている稲楼門(とうろうもん)を抜け林床花園ルートで
メインエリアである「ジブリの大倉庫」から林床花園(りんしょうかえん)を抜けて徒歩で「どんどこ森」へ向かう場合、目指すのはまずこの大きな門。かつて名古屋市内にあった「旧料亭稲本」の楼門を移設・復原したものです。
どことなく、『千と千尋の神隠し』の油屋を彷彿とさせます。そして正面に佇んでいるのはもしや……
そう! 千尋たちが抜けるトンネルの入り口にあった道祖神のような石像です。作品内では苔むしていて、こんなに真っ白ではなかったのですが、この石像もいつかあんなふうになるのでしょうか。
石像の右手に進むと、どんどこ森行きの道に通じます。
途中、飲み物やお土産を買うことができるどんどこ処も。
途中のベンチで、メイが置き忘れた帽子ととうもろこしを発見。愛・地球博記念公園のベンチには、15カ所にスタジオジブリ作品に登場するキャラクターが置き忘れたアイテムをモチーフにしたオブジェを見つけられます。
「サツキとメイの家」を探検!2階の階段は一体どこにあるでしょうか?
「サツキとメイの家」は、日本庭園の一角にあります。2005年に愛・地球博のパビリオンとして建てられ、ジブリパークでも引き続き公開されているんです。制作を担当したのは宮崎吾郎監督。
早速お邪魔してみます!
一歩足を踏み入れると、おばあちゃんの家に来たような懐かしい雰囲気と、サツキとメイの生活の息づかいが感じられるようなリアルな家具や小物がいっぱい。
昭和10年代の建築様式や昭和30年代の生活様式を踏まえて造られているそうです。
こちらはサツキのランドセルと勉強机ですね。ピンクのランプシェードもまさしく作品と一緒!
しっかり者のサツキは、宿題もちゃんとやってそうです。教科書、懐かしいなあ。
ちゃぶ台のある居間へ。本当に誰かが生活しているようなリアルさ。
実はタンスや棚の引き出しや扉、自由に開けていいんですよ! そっとのぞいてみると……
古い匂いのする引き出しを開けるとノスタルジックなものたちが……
古いものがもつ特有の匂いと共に、生活の気配を感じる小物がいろいろ。
サツキとメイの名前を刺繍してくれたのは、今は入院しているお母さんでしょうか。
懐かしいものから、見たことがないものまで。このレトロ感がたまりません。
あの名シーンの舞台も
土間へ移動してみましょう。かまどを使って煮炊きするお父さんとサツキの姿が目に浮かんできます。
こちらの棚にもノスタルジックな小物がザクザク。そうそう、昔は水筒って、こんなふうにクルクルしちゃって扱いにくいコードのような肩掛けがついてました!
お風呂のデザインも忠実に再現。
そして何と言ってもここ! サンルームのようにモダンなお父さんの書斎。こんな開放的な空間で仕事したらはかどりそうです。ちょっと煮詰まったら、庭を眺めたり、遊んでいるメイを眺めたり。ああ、ここに住んでみたい。
部屋の中には、考古学者であるお父さんの研究に使うであろう資料や発掘物が所狭しと積まれています。誰かの本棚を覗くのって、その人の心の宇宙を垣間見ているみたいで楽しい。
書斎の外の、グラグラの柱だってちゃーんと危なっかしさを再現。
庭には、メイが覗いた穴あきバケツや、本当に水が出る井戸もありました。
みんなでおはぎを食べた縁側。縁側って、のどかでいいですよねえ。ん? 縁側?
まっくろくろすけ出ておいで〜!
縁側といえば! サツキとメイが縁側から続く廊下で見つけた秘密の扉があるはず!
ありました! まっくろくろすけ出ておいで〜!
うーん。やはりいないか……残念。ただの、2階に続く階段です。
ん?
どんぐりが落ちています! 芸が細かい。うれしくなってしまいますね。
パークを見守るどんどこ堂へ
どんどこ堂は、この階段の先です! がんばって歩きますよー。
どんぐり発見。
「ど」印のアーチが見えてきたら、頂上はもうすぐです。
到着〜。笠をかぶったトトロがどんどこ堂です。小学生以下の子どもたちが中に入って遊べます。まっくろくろすけの風見鶏がついたどんどこ売店では、お守りなどが買えますよ。詳しくは「【ジブリパークのお土産がすごすぎた】映えるお菓子からファン歓喜のグッズまでおすすめ30選!」をどうそ。
ちなみに、どんどこ堂までは麓からスロープカー「どんどこ号」で行くこともできます。こちらはエリアチケットがあれば無料で乗れますよ。
※遊戯施設ではありません。ベビーカーや車いすを利用する方、体の不自由な方優先。
[All Photos by Aya Yamaguchi]
ジブリパーク
愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
営業時間:
平日10:00~17:00
※学校の長期休暇期間の平日は9:00~17:00
土・日・休9:00~17:00
休園日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)
※学校の長期休暇期間は営業
年末年始及びメンテナンスなどの指定日
※詳しくは
営業カレンダーをご確認ください
料金:
ジブリの大倉庫
平日 大人2,000円 子ども(4歳~小学生)1,000円
土・日・休 大人2,500円 子ども(4歳~小学生)1,250円
青春の丘
大人1,000円 子ども(4歳~小学生)500円
どんどこ森
大人1,000円 子ども(4歳~小学生)500円
※2023年2月入場分(11月10日発売分)よりチケット販売方法が変更となります。
>>詳しくはこちら
※ジブリパークの入場(チケット)は、日時指定の予約制です。
※ジブリパークには専用駐車場はありません。
問合せ先 0570-089-154(株式会社ジブリパーク 平日10:00~17:00)
お問い合わせの前に「よくあるご質問」をご参照ください
https://ghibli-park.jp/
※2022年10月12日時点の情報となります。
※ジブリパークには、一般の来園者は撮影できないエリアがございます。
Aya Yamaguchi 統括編集長
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「
イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。
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