成城石井で好きな商品は？と聞くとこちらをあげる人もいる、成城石井自家製のスコーン。種類もいろいろとあり、迷ってしまいますが、今回はチョコと胡桃のスコーン、濃厚ミルクティースコーンを実食ルポ！

ざっくり感がそそられる！成城石井自家製スコーン

今回ご紹介するスコーンは、『チョコと胡桃のスコーン（税抜450円）』と、『濃厚ミルクティースコーン（税抜399円）』の2種類。店頭では、他にも、『プレーンスコーン（税抜379円）』『宇治抹茶と大納言のスコーン（税抜399円）』『チョコと大麦の国産ほうじ茶スコーン（税抜399円）』などが並んでいました。

かなり迷った末、スタッフ大絶賛とされていた濃厚ミルクティースコーンと、ネット上で評判の高かったチョコと胡桃のスコーンをチョイス。チョコと胡桃のスコーンは、チョコチップはドミニカ産とガーナ産の原料をブレンドしたオリジナル配合、胡桃はカリフォルニア産の無塩タイプと、材料にもこだわりを感じました。

合成着色料、合成甘味料、保存料不使用。素朴でやさしいおいしさが特徴のようです。ざっくりとした感じが、手作りっぽくていいですよね。

実食！あたため＆バターでおいしさアップ

どちらのスコーンも、茶葉やチョコ＆胡桃がぎっしり。お得感がありますよね。

しかし実は、筆者はもっさりした食感が苦手なため、実は以前成城石井のスコーンをいただいたとき、あまりいい印象がなかったのです。その後、成城石井通の友人から「あたためると絶対おいしくなる」とのアドバイスを受け、今回の再挑戦にいたります。実際、店頭でも「軽くあたためるとよい香りが」「軽くあたためると胡桃の香ばしさがアップ」などあたため推しでした。

というわけで、オーブンであたためてみました。店頭のポップでは「軽く」とありましたが、表面がうっすらキツネ色になるくらい焼くと、外がカリッと中がさっくりとし、個人的にはおすすめです。熱々になるので、ヤケドしないようご注意ください。

たしかに、あたためるとおいしさは格段に違います。これならおすすめされる理由もわかります。濃厚ミルクティースコーンにバターをのせてみると、さらにおいしさ倍増！クロテッド クリームがあればもっとよいのでしょうが、バターでもないより断然よいです。

バターはバターでも、ピーナッツバターなら？と試してみましたが、これはあまりおすすめできません。ミルクティーの風味がピーナッツに消されてしまう感じ。

ブルーベリー、プルーン、桃などいろいろジャムを試してみましたが、一番「合う！」と心が弾んだのはマーマレード。柑橘の香りと紅茶の香りが相乗効果で、アールグレイティーのような上品な味わいに。

ちなみに、チョコと胡桃のスコーンは、ジャムと合わせるよりもバターオンリーの方が相性がよく感じました。チョコも胡桃もたっぷり入って食感や味わいがにぎやかなので、そのままでおいしくいただけます。さっぱり食べたい人はバターもなしでもいいかもしれません。

朝食やおやつに、ぜひあたためて香ばしさを楽しみながらどうぞ。ちなみに筆者は一度に食べきれないので、冷凍して食べたいときにちょっとずつ楽しんでいます。自然解凍、もしくはラップをして軽く電子レンジにかけてからオーブンやトースターであたためるとおいしくいただけました。

※こちらの商品を購入したのは、2019年4月27日 成城石井 アトレ吉祥寺店にて。店舗や時期により商品の品揃えや価格が変わる恐れがありますので、ご注意ください。
 

[All Photos by Aya Yamaguchi]
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山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE（タビジン）」「イエモネ」「novice（ノーヴィス）」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。