海外にも店舗展開をする「一風堂」は外国人観光客に人気
「博多一風堂」は名前の通り福岡博多生まれのラーメン店。日本国内では全国94店舗のお店を展開している人気のお店です。「博多一風堂」は海外でも14ヶ国・地域で展開しており、とても人気のあるのだとか。「美味しいラーメンが食べられる」という安心感もあるのか、日本でも海外観光客の姿が多く見受けられます。
今回訪れたのは、新宿アイランドタワー店。駅からは遠いのですが有名ホテルが多く立ち並ぶエリアということもあり、この日も店内は海外からのお客さんが見えていました。
お店の方に伺ったところ、日本人にも海外観光客の方にも人気があるのが、「白丸」なのだとか。「白丸」は創業当時から今まで変わらない味の「一風堂」の原点でもある豚骨ラーメン。一番シンプルな「白丸元味(750円・税抜)」を注文しました。麺の固さは「バリカタ」にしたのですが、隣にいた外国人の方も「バリカタ」を注文してて、食べ方を知ってるな〜と感心しました。
「一風堂」には席に辛いソースで和えた「ホットもやし」と「辛子高菜」、「赤ショウガ」が用意されています。他にもラーメンに合うすりごまなどのトッピングもあります。
この「ホットもやし」「辛子高菜」「赤ショウガ」は食べ放題なのですが、ついつい箸が止まらなくなる味で、ラーメンが来るまでにどんどん食べてしまいます。実際とても人気で、ホットもやしはソースも販売されているほどです。
提供されるのは水ではなくルイボスティー。「とんこつラーメンと相性の良いお茶」として提供しているとか。優しい味で飲みやすいので、こちらもついつい飲んでしまいます。お茶ともやしをいただきながらラーメンを待つことにします。
一番人気の「白丸元味」はシンプルな豚骨ラーメン
数分後、「白丸元味」がテーブルに届きました。ミルキーな色合いの豚骨スープです。自慢のスープは「18時間の調理と、丸1日の熟成を経て、とんこつの旨味を極限まで抽出した豊かで香り高い」豚骨スープが特徴なのだとか。
トッピングはとてもシンプル。チャーシュー2枚に青ネギ、もやし、キクラゲといった感じ。豚骨の美味しさをしっかり堪能するにはシンプルくらいが良いのかもしれません。チャーシューが2枚付いてるのはちょっと嬉しいところ。
白濁色のスープは前述した通り、かなり手間と時間をかけて作り上げたもの。飲んでみると、豚骨独特の臭みはなく、あっさりしながらも深みのある味わいです。しっかりと豚骨の甘さを感じられます。「独自の「熟かさね製法」で、味に何層もの深みを実現」しているとか。
博多ラーメンといえば大事なのは細麺。一風堂専用小麦「風の大地」にラーメン専用小麦「ラー麦」を加えたオリジナルブレンドの小麦を使って作られているそう。食べるとコシがありながら喉越しがよく、スルスルっと食べられます。
海外でも有名なお店だからこその安心感
「博多一風堂」は創業当時から変わらな味を提供し、その味は海外でも高い評価を得ています。日本に旅行に来た海外からのお客様からは、この味に間違いはないという店での安心感があるのかもしれません。
一部店舗ではラーメンの他のサイドメニューも充実しており、ゆっくり食事をしたい外国人の方には評判がいいようでした。
住所:東京都 新宿区 西新宿6-4-1 新宿アイランドタワーアトリウムB1F
営業時間: 11:00〜23:00
電話番号: 03-5990-5288
HP:https://www.ippudo.com/
[All Photos by Kaori Simon]