店内に入ると海老の香り!
北海道で多くの外国人観光客が並ぶというお店があります。それが「えびそば 一幻」です。台湾や香港にもお店を持っているため、中国人観光客が多く訪れるそうです。「紅い甘エビの旨味と風味を凝縮した」スープが外国人のお客さんの足を引き付けているとか。
北海道のお店では連日多くの外国人が並ぶと言いますが、その支店が新宿にもあります。今回は北海道まで飛べないので、新宿店を訪れることにしました。
お店のメニューは基本がえびを使ったスープになっており、そこから3種類「しお」「みそ」「しょうゆ」の味が選べるようになっています。他にも味の濃さ「そのまま」「ほどほど」「あじわい」の3種類、麺は「極太麺」「細麺」から選べます。自分の好みで選べるのはいいですね。
筆者は「そのまま」「みそ」「太麺」をチョイスしました。これでトッピングなしなら830円(税込)になります。席に案内される前に券売機で買います。
店内に入ると、甘エビの香りでいっぱいです。席は満席。待っている人も店内に十人ほどいましたが、回転が速いためそんなに待たずに席に座ることができました。席に座る前にスタッフの方が注文したメニューを確認してくれるので、席に着いてからほどなくしてラーメンが提供されるようです。
選べる3種類のスープと味の濃さ、2種類の麺
こちらが注文した「ほどほど みそ 太麺」のラーメン(830円税込)です。赤い丼が印象的ですね。えびの香りがたっぷり漂ってきます。
えびたっぷり!といった感じのスープは「毎日、大量の甘えびの頭部を大きな寸胴で煮込んで作っている」とかで、まさに甘エビを凝縮したスープなのです。基本の甘エビのスープにみそのスープを合わせていますが、えびの甘みがしっかり残り、えびの贅沢なスープを飲んでいるような気分になります。
真ん中にトッピングされているのは「えび風味の天かす」。紅生姜にえびの風味を練り込んで揚げた天かすなのだとか。少しずつスープにとかしていただくといい風味が出ます。
今回チョイスしたのは「極太麺」。「極太麺は、甘えびの旨味が絡みついて染み込むように特注」したとのことで、みそを選んだので濃い味を想定して太い麺をを選んでみました。もっちりした食感にえび風味のスープがぴったり合わさり、いい相性でした。次は細麺を選んでみたいですね。
海老好きなら一度は行って欲しい
お店に入った瞬間からえびの香りでいっぱいの「えびそば 一幻」。北海道では行列で入るのも大変なようですが、新宿店なら並んでも数分で済むので、えび好きの方は一度訪れてみてください。
住所:東京都新宿区西新宿7丁目8-2福八ビル1F
営業時間: 11:00~23:00
定休日:水曜日
電話番号: 03-5937-4155
HP:http://www.ebisoba.com/
[All Photos by Kaori Simon]