
EUの首都で美食の街と言われるブリュッセル
ブリュッセルが国際都市である理由は、EUのパーラメント(議会)などのEUの機関が多く集まっていて、EU中から働く人が集まっているから。それに美食の街とも呼ばれているので、朝ごはんにも期待できそうです。
朝からポジティブにイケるカフェ「Peck 47」

カラフルなテーブルと椅子が店先に並ぶこのカフェが「Peck 47」。ブリュッセルの中心、歴史的な広場グランプラスから100メートルちょっと北に、ブリュッセル証券取引所の裏のブロックにあります。

中に入ってみると、天井が高くて気持ちのいい空間。朝9時のオープンからそれほど時間は経っていませんでしたが、家族連れやカップルでが朝食を楽しんでいます。

壁には、かわいいアート作品が飾られていて、大きく「夢を追いかけろ!」というメッセージが。あさイチに目にするには絶好のポジティブメッセージです。
実は朝昼晩といつでもおいしいみたい

こちらがメニュー。一日中注文できる朝食メニューとブランチメニュー、それにランチメニューとディナーメニューに、飲み物とケーキも。
朝食メニューには比較的軽めで健康志向な、アボカドトースト、ヴィーガン仕様のアボカドトースト、アサイーボール、ヨーグルトのスムージー、ベリーのスムージー、グラノーラボールが並びます。

「Brazilian Blast」(ブラジルの風という意味だと思われます)というタイトルのアサイーボールをオーダーしてみました。€10.00なので約1200円ほど。ブラジルのアマゾン原産のアサイーはパワーフード。チアシードとホームメイドのグラノーラとバナナが乗って、かなり健康志向です。まぁまぁなボリュームもあって満足感もあり。一日を乗り切る元気が出てくる気がしてきます。

ブランチにはイングリッシュマフィンを使っている「English Style」とベルギーワッフルをベースにした「Peck’s Waffeles」があって、いずれも4種類の料理がありますが、どれにもポーチドエッグがついています。
もうちょっとしっかりしたものも食べておきたいということで、「English Style」のセクションから「Eggs Benedict」€13.00(1500円ほど)を。バターと卵黄とレモンジュースで作るオランディーヌソースはやっぱりこの料理には欠かせません。サラダも、炒めたほうれん草もワンプレートに乗っていて、バランスもいい一品でした。
しっかり食べてしっかり楽しいコミュニケーション

店内を見回すと、大きな窓から陽光が差し込んで、気分のいい空間です。窓際の席には男女が楽しそうに話していました。

反対側の窓際には女性の4人組が。こちはワイワイと盛り上がって、なんだかとても楽しそう。
気づいたら、このカフェではスマホに没頭したり、PCを広げている人がいないんです。みんな、しっかり食べて、しっかりコミュニケーションを楽しんでいます。
「夜寝るのが楽しみなのは。。。」

壁には「I love speep because it’s like a time machine to breakfast」というメッセージが。「夜寝るのが大好きなのは朝ごはんへのタイムマシーンみたいだから」って、なかなかかわいい。
素敵な朝の時間を、きちんと手をかけた朝ごはんと、大切な人との会話で過ごせたらかなり幸せになれそう。もちろん一人だとしても、楽しそうなお客さんたちを見るだけでも元気が沸き上がってきますよ。
[All photos by Atsushi Ishiguro]

あなたが知りたかったことが、この記事で参考になりましたか?
Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー
旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。
【世界ひとり飯(11)】ブリュッセルで朝ごはん②フル・イングリッシュかア
Mar 28th, 2020 | 石黒アツシ
世界50カ国以上を一人旅した筆者が、世界で出会い心に残った食べ物をご紹介。今回は国際都市ブリュッセルの朝ごはん、その2をお届けします。「フル・イングリッシュ」か「アメリカン」をどちらも食べたくなる素敵なカフェでした。
【世界ひとり飯(10)】ブリュッセルで朝ごはん① エッグベネディクト
Mar 21st, 2020 | 石黒アツシ
世界50カ国以上を一人旅した筆者が、世界で出会い心に残った食べ物をご紹介しているこの企画。今回は記憶に残った朝ごはんをピックアップ。国際都市ブリュッセルのカフェなら、朝からしっかりおいしい朝ごはんを楽しめますよ。
【世界ひとり飯(3)】ベルギー・ブリュッセルで見つけた「おしゃれなモロッ
Feb 1st, 2020 | 石黒アツシ
世界50カ国以上を一人旅した筆者が、世界で出会い心に残った食べ物をご紹介。今回はベルギーの首都ブリュッセルで食べたモロッコ料理をクローズアップ!なんでモロッコ料理?と思われるかもしれませんが、国際都市では、本格的な多国籍料理が堪能できるのです。
冬だからこそ「ベルギー・ブリュッセル」に行くべき6つの理由とは?
Nov 9th, 2019 | フレッチャー愛
ヨーロッパ旅行といえばベストシーズンは夏!と思っている人も多いはず。ムール貝、チョコレートなどの美食グルメ、世界遺産グランプラスが有名なブリュッセルは実は冬が絶対おすすめ!TABIZINEライターが、冬だからこそのベルギー・ブリュッセル旅行の魅力をご紹介します。
ベルギー、ブリュッセルで発見!魚屋さんが経営する「立ち食いレストラン」が
Aug 7th, 2019 | AYA
ベルギー、ブリュッセルで発見した、魚屋さんが経営する「立ち食いレストラン(バー?)」が美味しすぎたので、現地ルポ!地元でも人気の「Mer du Nord(メール・ドュ・ノール)」は、魚介類が新鮮で、揚げ物から鉄板焼き、スープまでバラエティーも豊富にそろいます。今回は、よりスムーズに、美味しくいただくための注文方法までお伝えしますね。
3年に一度ベルギーが猫だらけになる!?イーペルの猫祭り【現地ルポ】
Apr 14th, 2019 | AYA
みなさん、ベルギーのイーペルという街で3年に一度行われる猫祭りを知っていますか。猫好きにはたまらない!そうでなくても一度は行ってみたいこのお祭り。イーペルの街が猫だらけになる珍しいお祭りについて、実際に訪れた体験談と共に全貌を紹介します。
ヨーロッパ旅行でブリュッセルを外さない5つの理由
Jan 7th, 2019 | 阿嘉島の宿ハナムロ 大矢里衣子
もし漠然と「次の旅行はヨーロッパにしようかな」と考えているのなら、ベルギーのブリュッセルをおすすめします。旅のエッセンスがコンパクトに集中していて、まるでヨーロッパのテーマパークです(筆者感想)。5つの理由を写真とともにご紹介します。
世界で一番フライドポテトを愛する国の、知られざるポテトの話
Aug 18th, 2018 | Yoko Nixon
アメリカではフレンチフライ、イギリスではチップス、フランスではポムフリット、ベルギーではフリッツと呼ばれている「フライドポテト」。今や世界中で食べられているフライドポテトですが、フライドポテトが生まれた国はどこかご存知ですか?
欧州5か国で寿司を食べた日本人が驚いたこと8選〜箸使いを盗み見される?〜
Mar 16th, 2017 | 鳴海汐
思っていた以上の“寿司人気”をヨーロッパで感じている筆者。一週間に複数の人から寿司の話をされることが続き、イギリス・ケンブリッジの寿司屋2軒に足を運びました。「お皿によって値段が違うから気を付けて!」 ... more
【チョコレート好きにおすすめ】日本で買える!世界の美味しいチョコレート5
Jan 22nd, 2017 | あやみ
仕事の合間や休日などチョコレートを食べて一息つきたくなることがあります。そんなとき、プチリッチな気分を味わえる海外のチョコレートを食べるのもいいものです。そこでチョコレート好きな筆者オススメの日本のス ... more