筆者はワーキングホリデーで台湾に滞在中、台北の日本料理屋でアルバイトをしていました。同僚はほとんど台湾人という環境で働いた数か月間、日本と異なるいろいろなことに驚いたものです。
この記事では、台湾でアルバイトをしていて驚いたこと7選をご紹介します。
朝ごはんは職場で
台湾でアルバイトをしていてまず驚いたことは、多くの方が職場で朝ごはんを食べていることです。着替えてから休憩室で食べる人もいれば、始業時間前まで仕事場で食べている人、さらにはエレベーターでの移動中に朝ごはんを食べている人も。台湾にはたくさんの朝ごはん屋があるというのも納得です。需要が高いのですね。
交通費は出ないことが多い
日本では派遣を除き、アルバイトやパートであれば交通費は出ることの方が多いように感じます。
筆者が台湾で働いた企業では交通費が出なかったのですが、そのことをまわりの台湾の方に話してみると「そんなものだよ」という返答がほとんどでした。
台湾の交通費は日本よりずっと安いとはいえ、仕事を探す際は自宅からの交通費も考慮する必要がありそうです。
時給が安い
台湾の現在の最低賃金は時給133元(日本円で約485円)です。以前に比べてずっと上がったとはいえ、日本の物価に慣れていると少ないなと感じてしまいます。
※レートは2017年6月現在
昼休憩時はお昼寝する人がたくさん
ランチタイムが終わり昼休憩に入るとほとんどの人がお昼寝をしていました。休憩室には横になって眠ることができるよう、枕や布団まで置いてありびっくり。
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氷の入った水を飲むお客さんは少ない
日本とは異なり台湾の多くのレストランや食堂でお水が出てくることはまれですが、筆者が働いていた日本料理屋は比較的高級なお店であったため、お水が欲しいというお客さんにはお水を出します。ただし、「お水が欲しい」というお客さんのほとんどは常温希望でした。冷たいものはあまり身体に良くないと考えている方が多く、氷の入った水を飲む方は少ないようです。
生ものを食べられない台湾人は多い
お客様が日本料理のコースメニューをグループで注文する場合、必ず一人は生ものを食べられない方がいたように思います。従業員の中にも「私は生ものダメだから」と刺身等の味見をする機会があった時にも食べない人がたくさんいました。
仕事を辞めることに対する抵抗感が薄い
上司からきつく注意されると、翌日から出勤しなくなるということが台湾ではよくあるようです。自分に合わなければやめるという人が多く、日本と比べて仕事を辞めることに対する抵抗感が薄いように感じました。
外国語での仕事探しや電話連絡、面接はとても緊張しますが、思い切って飛び込んでみるとその国についてもっと深く知ることができるように思います。台湾でワーキングホリデービザを使用予定の方は、ぜひ台湾でのアルバイトを体験してみてくださいね。
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