海外のオシャレなカフェというと韓国やヨーロッパ各国などが頭に浮かびますが、実は台湾もカフェの激戦区。ドライフラワーでいっぱいのカフェや、エディブルフラワーの乗った色あざやかなかき氷が人気のカフェなど、目新しい最新カフェがどんどんできているんです。
そんな台湾のカフェの中から、今回は台湾南部の嘉義という都市で人気のブックカフェ『承億小鎮慢讀(チェンイーシャオジェンマンドゥー)』をご紹介します。
嘉義までのアクセス
「嘉義(ジャーイー)」は台湾南部に位置する都市で、台北からは台湾新幹線に乗って約1時間半。新幹線の嘉義駅から市の中心部にある台湾鉄道の嘉義駅までは、バスまたはタクシーで向かいます。中心部までのバスは新幹線のチケットがあると無料になるので、新幹線を降りたあとも捨てないように注意してくださいね。
台湾鉄道嘉義駅に着いたら、目的地のカフェまでは徒歩15分ほど。にぎやかな商店街がならぶ嘉義の街並みを見ながら向かいます。
1F:ブックカフェ
『承億小鎮慢讀』に到着です! 承億小鎮慢讀は、本をメインにカフェや雑貨なども楽しめる複合型書店のようなお店。さっそく中をのぞいてみましょう。
1階はブックカフェになっていて、外国の小説やビジネス書を中心とした本がならんでいます。お店の一角は金庫のようになっていて、中に入ってみると、そこにはなんと上からつるされた大量の本が! まるでファンタジーの世界に迷いこんだよう。
ここではプレゼント用に本のラッピングも可能。ドライフラワー付きなど、好きなラッピングを選んでメッセージカードを添えれば、大切な人へのプレゼントになりますよ。
2F:本、雑貨、かき氷カフェ
2階にはカメラや料理、旅行などの趣味の本や、台湾製の雑貨、化粧品などがならびます。台湾出身デザイナーの雑貨や文具はお土産にぴったり。台湾産の原材料にこだわったスキンケア用品やシャンプー、リンスなどは香りも良く、自分へのごほうびに買いたくなってしまいます。
(C)承億小鎮慢讀
雑貨コーナーの奥にはかき氷カフェがありました。タピオカミルクティー味のかき氷は台湾ならでは。
(C)承億小鎮慢讀
暑い日は『水果冰茶(フルーツティー)』でのどを潤して。
3F:カフェレストラン、ドライフラワー
次は3階へ上がります。壁に描かれたイラストがとってもキュート。
実は各階の階段部分のインテリアにもこだわりが。2階から3階へ上がる階段では、上から本がつり下げられていました。
3階はドライフラワーとカフェレストランのスペースになっています。ドライフラワーに囲まれた空間はインスタ映えもバッチリ! もちろんブーケなどを購入することもできますよ。(※日本への持ち込み時は、検疫カウンターで検査が必要です。)
カフェレストランでは、鍋物やワンプレートなどの各種メニューを提供しているので、ランチ目的でふらりと訪れられるのもうれしい。
(C)承億小鎮慢讀
野菜がたくさんとれる『義大利人吃的烤蔬菜盤(イタリア風 彩り野菜のオーブン焼き)』は、野菜不足になりがちな旅行中に選びたい品です。
(C)承億小鎮慢讀
ホットサンドなどの軽食は、小腹がすいたときにぴったり。
女の子の「カワイイ」がたくさんつまった『承億小鎮慢讀』。店内は静かな時間が流れていて、いろいろな本をながめながら過ごしていると、つい長居してしまうような素敵な空間でした。嘉義に訪れた際は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
参考
[台湾:植物防疫所 http://www.maff.go.jp/pps/j/search/ikuni/tw.html]