台北の問屋街「迪化街(ディーホアジエ)」は、ショッピングスポットとして日本人観光客も多く訪れる人気のエリアです。レトロな雰囲気の街並みにお店がずらりと並ぶ様子は、歩いているだけでもワクワクしてきます。
迪化街をぶらりと散策していると、入り口から惹き込まれてしまうような素敵なお店がたくさん!今回は、迪化街入り口の大きな看板の目の前にあるプライベートショップ「大稻埕旅遊資訊站」について紹介します。たくさんの雑貨が並ぶこのお店、特に台湾らしさがぎゅっとつまったマスキングテープは、種類の豊富さに驚いてしまうかも。
迪化街入り口の素敵な雑貨店「大稻埕旅遊資訊站」
台北MRT北門駅を下車して歩いていくと、台北で古くから親しまれている問屋街「迪化街」に到着します。迪化街を含めた現在の台北市大同区付近一帯のエリアは、古くは「大稻埕(ダーダオチェン)」と呼ばれ、商業の中心地として栄えていました。現在でも問屋街としてにぎわっています。
「大稻埕旅遊資訊站」があるのは、迪化街商圏という大きな赤い看板の目の前。実は店の名前を直訳すると「大稻埕旅行インフォメーションセンター」となりますが、本物の(?)遊客中心(インフォメーションセンター)はこのお店のすぐ近くにあります。「大稻埕旅遊資訊站」は、大稻埕好きオーナーによるプライベートショップなんですよ。
まず目を惹くのが、入り口近くに大量に積み上げられるように飾られたマスキングテープです。
ハンガーを使用したマスキングテープアートも気になります。マステ好きの方であればついつい引き込まれるかのようにお店の中に入ってしまいそう。
台湾らしさがぎゅっとつまったマスキングテープの数々
店内には大小さまざまな台湾ならではの雑貨がずらり。まずはマスキングテープのコーナーから見ていきましょう。
まず気になったのがレトロかわいいマスキングテープ。淡い色合いやレトロな柄がなんともいえないかわいさです。
大稻埕限定と書かれたマスキングテープも多くあります。そしてさりげなく日本語で商品説明が書かれているのも安心です。
めずらしいなと思ったのが、何種類か貼り合わせることによって台湾の名所が描かれたひとつの絵になるというマスキングテープ。台湾旅行の記念になりそうですね。
とにかく種類が豊富なので、じっくり見ながらお気に入りを探してみてくださいね。
お土産にぴったりな台湾雑貨もたくさん
もちろんマスキングテープ以外にもお土産にぴったりな台湾雑貨がたくさん。たとえば台湾グルメや観光スポットが描かれた小銭入れは、旅行中にもさっそく役立ちそうです。
中華風のポケットティッシュケースやがま口財布もかわいい!
これはいったい…?ユニークな雑貨も
中にはこれはいったい?と不思議に思うようなユニークな雑貨も。台湾グルメのサンプルキーホルダーなどもあります。
パイナップルケーキや茶器まで!
雑貨だけでなく、パイナップルケーキなどのお菓子も販売されていました。小さい方は特にお手頃価格なので、ばらまき土産にもよいかも。
そして茶器セットまで売っていたのには驚きでした。この金魚の茶器セットは陶磁器の里・鶯歌でも売っているのを見かけましたが、まさか迪化街の雑貨店でも販売されているとは思いませんでした。このかわいさ、台湾茶と一緒にお土産に買っていきたくなりますね。
レトロな台北の問屋街・迪化街。入り口からこんなにかわいいお店に出会えるとうれしくなってきますね。ぜひ、迪化街にたどり着いたらまず「大稻埕旅遊資訊站」を覗いてみてくださいね。
[All photos by Yui Imai]