知っておきたいよく使うカタカナワードのホントのニュアンス
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英語だと微妙にニュアンスが違う日常でよく使うカタカナ語がたくさんあります。英会話中に、日本語での感覚で使って相手に不愉快な思いをさせたり、誤解が生じないためにもほんとの意味を知っておくと便利です。今回は人物や服装などに使う形容詞ラフ、ワイルド、ゴージャスについて解説します!
ラフな服装ってどんな服?
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「このT-シャツ、ラフに着こなせそう!」というように日本語ではラフはカジュアルな、リラックスしたという意味で使いますが、英語の“Rough”(ラフ)での意味は全く違います!英語で「ラフな服装」とは、ざらざらした材質の洋服、もしくはちゃんと仕上がっていない粗末な洋服というような意味になります。「ラフな服装」を英語で表現したい場合は、Casual clothsとカジュアルを使うとよいでしょう。そもそも“Rough”(ラフ)は服装などを表現するときには用いらず次のような場合によく使います。
例)This footpath is rough. (この道はでこぼこしている)
例)The rough plan (まだ完成していない大まかなプラン)
例)This area is rough. (この辺は治安が悪い)
例)I had a rough time. (つらかった。)
例)He is rough. (彼はガラが悪い。)
“Rough”(ラフ)にはネガティブな印象を与えることもあるので、人やレストランなどを指して使うのは避けるのが無難。
ワイルドな人ってどんな人?
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「ワイルドでかっこいい!」と日本語では、男性を野性的で魅力的と表現する際に使います。英語でも、“Wild”(ワイルド)は「野性的な、野性の」と同じ意味なのですがニュアンスが微妙に違います。人物を指してワイルドというのは、Crazyとほぼ同様に使え大胆で予想ができない、野蛮なというような意味であまり「セクシーな、魅力的な」というニュアンスはありません。
例)The kids are too wild. (子供たちがやんちゃすぎて手に負えない。)
“Wild”(ワイルド)も日本語のような感覚では使わない方がよいカタカナ語と言えるでしょう。「男性らしくて魅力的な」という意味でManlyが日本語のワイルドのかわりに使える表現かと思います。
赤ちゃんはゴージャス!?
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「ゴージャスなホテル」と言えば誰もがシャンデリアのあるようなきらびやかな、豪華なホテルを想像するでしょう。日本語のゴージャスは金銭的に豪華な、優雅なという意味合いで使われていますが、英語では全く違います!英語の“Gorgeous”(ゴージャス)は金銭的に豪華なというニュアンスはほとんどなく、「美しい、魅力的」という意味で使われます。
1、 洋服、アクセサリーなどが「きれい、美しい」場合。
例)Her wedding dress is gorgeous!(彼女のウェディングドレス、きれい!)
2、食べ物がものすごくおいしい場合
例)The pudding was gorgeous!(デザートが最高においしかった!)
3、天気がものすごくよいとき。
例)It is a gorgeous morning! (天気がいい最高の朝です。)
4、赤ちゃんを誉めるとき
Your baby is gorgeous! (あなたの赤ちゃん、最高にかわいい!)
洋服やアクセサリー、食べ物、天気などが素晴らしいときには他の表現方法もたくさんありBeautiful, Stunning, Amazingなどと言い換えることもできますが、赤ちゃんを誉める際のゴージャスは決まり文句なので、他に言い換えることが難しいためぜひ覚えておくとよいでしょう。ちなみに、日本語のゴージャスはLuxurious(ラクジェリアス)と表現するとよいでしょう。
「ラフな服装」「ワイルドな人」「ゴージャスなホテル」日本語だと当たり前のカタカナ表現の英語での微妙な違いをご紹介しました。今後も、簡単なのにおもしろい!英会話術をご紹介していきますのでお楽しみに!
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