宮古島の最東端、東平安名崎(ひがしへんなざき)。宮古空港から車で40分ほどのところにある、絶景の展望スポットです。日本の公園100選や、国の史跡名勝天然記念物にも選定されています。中心地から離れたところにあり、見どころの多い宮古島観光では行くかどうか迷う人も多いと思うのですが、行く価値ありです!その理由を現地からご紹介します。
青い空と、真っ白な灯台。宮古ブルーを求めて歩く
駐車場から見えるのは、遠くに見える白い灯台。あそこまで歩いていきます。
マムヤの墓
道中、絶世の美女と言われる「マムヤの墓」がありました。
トライアスロンコース
ここは、トライアスロンコースの一部でもあったようです。
97段の螺旋階段を登る
さて、ようやく灯台に着きました。中学生以上は200円の入場料を払います。
往復5-6分だそうです。97段の階段を登ります。
中は小さな窓があるのでそこまで暗くありません。
あと50段!と励まされますが、思ったよりつらくありませんでした。
頂上へ着きました!どんな景色が広がっているのでしょうか・・・
コバルトブルー、ターコイズブルー、海の道が見える
さまざまな青のグラデーション。はっきりと色がわかれているところは、まるで海の上に道があるように見えます。いつまでも眺めていたくなる、気の遠くなるような青と緑・・・。
灯台をぐるりと回ってみましょう。これは今歩いてきた道。遠くにかすかに見えるオレンジ色の屋根が、駐車場のあるトイレのあたりです。
これは岬側の深い青。
ふと下を見ると、灯台の影がフォトジェニックにのびていました。芝生の緑と、波打ち際の海のエメラルドグリーン。波しぶきと日傘の白。まるで物語の風景のようで、このまま別世界へと迷い込んでしまいそうな気持ちになりました。
訪れた8月頭のこの日は本当に暑くて、灯台まで歩くのも躊躇するような炎天下。それでも、歩いて、約100段の階段を登る価値はたしかにあったと思える絶景がそこにはありました。
駐車場の前にはドリンクやアイスを売る屋台がありました。筆者はコーヒーのかき氷を注文。おいしかったです!暑い季節はしっかり水分補給して、灯台にのぞんでくださいね!
[All Photos by Aya Yamagchi]