【ジブリパーク】アリエッティ気分になれる「床下の家と小人の庭」がハマる!

Posted by: 山口彩

掲載日: Oct 15th, 2022

ジブリパークのメインエリアである「ジブリの大倉庫」は、ジブリの大博覧会と言えるほど多くの見どころがあります。今回は「ジブリの大倉庫」を現地取材した際、その世界観にハマってしまった「床下の家」と「小人の庭」にフォーカス。小人の視点で世の中を見ると、すべてが新鮮でワクワクしました! あなたも「借りぐらしのアリエッティ」のあのシーンの中に、入り込んで見てください。


 


 

「借りぐらしのアリエッティ」の世界観へ。小人の庭

小人の庭では、花が自分の背丈の何倍もあります。普段は可憐に見える花々が、ここでは迫力たっぷりでなんだかグロテスクにさえ見えます。

葉っぱを伝う朝露も大きい!  人間サイズで考えると、ミニペットボトルくらいはありそうです。すぐに喉を潤せますね。

庭に転がっている瓶。中に入ることができます。

なんだか不思議な気分。瓶の上をはうなめくじが巨大に感じます。この中で雨宿りしたら楽しそう。

床下への入り口に、アリエッティが“借り”でハントできなかった角砂糖が置かれています。傍らに置かれたメモにはもちろん「わすれもの」と書かれているのでしょう。角砂糖はアリに食べられてしまっていました。

小人の視点で見ると世界はファンタスティック!

それではいよいよ「床下の家」へ。蒲鉾板はドアとしてシンデレラフィット!

入ってすぐ、薄暗い部屋が。そう、ここはアリエッティのお父さんの仕事場。ここがもう、細部まで作り込んであって、興奮するんです!

あそこに見えるのは、三つ葉のクローバーならぬフワラーの糸通し。一体何に使うのか……お盆にもできそうだし、アートとして飾るのもいいかも。使い道を考えるだけでもワクワクします。

レシートは裏を画用紙として使ったり、包み紙にもできそう。機能的に収納されてます。

レシートの明細をよーく見ると、シモフリワギュウ ¥3,850、マスクメロン ¥8,200、トロケルプリン(@350*3個) ¥1,050……!! うーん、たまにだとしても、翔が住むお屋敷は、結構豪勢な食卓ですねえ。

ボンドは小人の一生分くらいありそうです。絞り出すの大変だろうなあ。釘も大きくて、柵や穴掘りに使えそう。

ハサミや栓抜きは大きすぎて、小人にとっては持ち上げるだけでも大変だと思うんですよね。道具というより工事に使うレベル。

机の上のメモも興味深い。屋敷にいる猫・ニーヤについての観察メモがあります。ふむふむ、ツメは危険、しっぽも危険、頭の上はOK、魚が好きなどなど。画鋲が野球ボールくらいの大きさに見えます。

あ! 右上に先ほどの糸通しを利用した設計図のようなものが見えます。何個か部品として組み合わせて使おうとしてるんですね。

ママの味っぽい色合いの包み紙も。ワックスペーパーとして使えそうです。

マッチも大きい! マッチ棒ごと火にくべれば、そのまま薪として使えそう。こちらのマッチ箱をモチーフにした「ニーヤのマッチ箱メモ(税込660円)」がお土産ショップにありましたよ。

   

ペンシルキャップは壁掛けの一輪挿しに。

水は水道管からひいているのでしょうか。

は! ここは! そうです、アリエッティがお父さんと“借り”に行くときに通る道です。

と思ったら、アリエッティの部屋を発見!

想像する楽しさを思い出させてくれる場所

小人の気分になって、アリエッティの“借り”暮らしをのぞいてみると、「これはどう使おう?」「その手があったか!」など、新しい発見の連続でした。

便利なグッズが世の中に溢れ、なんでも専用の道具や商品が低価格で手に入るようになりましたが、あるもので工夫して暮らすことは、不便というより発見とワクワクに満ちているように感じます。

ジブリパーク攻略!記事一覧
 
ジブリパーク
愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
平日10:00~17:00 土・日・休9:00~17:00
>>営業時間とカレンダー
休園日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)
年末年始及びメンテナンスなどの指定日
>>ジブリパークへの行き方(アクセス)
>>チケットの種類と料金

※チケットは予約制です。「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」(以上、魔女の谷)、「地球屋」(青春の丘)、「サツキとメイの家」(どんどこ森)計5つの各建物内部観覧は「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が対象となります。
>>最新園内マップ

※価格はすべて税込です。
※ジブリパークには、一般の来園者は撮影できないエリアがございます。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
© Studio Ghibli
[Photos by Aya Yamaguchi]





PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

SHARE

  • Facebook