【ジブリパークの食品サンプルでジブリ飯クイズ！】あなたはいくつわかる？〜「食べるを描く。」増補改訂版でジブリ沼にハマる〜

掲載日: Oct 18th, 2022

話題の「ジブリパーク」メインエリアのジブリの大倉庫では、3つの企画展示が開催されています。今回は、なぜジブリ飯はおいしそうなのか？その秘密を紐解く鍵となる展示『「食べるを描く。」増補改訂版』を現地ルポ。ジブリ作品の奥深さ、その驚くべき探求の世界をのぞいてみましょう。

これは夢！？ジブリ飯の食品サンプルがお出迎え

展示室に足を踏み入れてまず出迎えてくれるのがこちら。ジブリ飯の食品サンプルがズラリと並ぶショーケースです。残念ながらこれらをいただけるレストランがあるわけではないのですが、あの作品のあのシーンの食べものが勢揃いしているとワクワクしてきちゃいます。というわけでいきなりですが、ジブリ飯クイズ！　次の料理はどの作品のどんな料理だったでしょうか？

【ジブリ飯クイズ第1問】

こちらは有名すぎるほど有名。半分この目玉焼きがポイントです。ジブリファンならほとんどの人が即答できるのではないでしょうか。答えは ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 『天空の城ラピュタ』の目玉焼きのせパンでした！　ただ食パンに目玉焼きをのせただけなのになぜだかおいしそうで、今でも「#ラピュタパン」として人気です。

【ジブリ飯クイズ第2問】

こちらも特徴的な料理ですよね。作品内では「キライなのよね」と言われていたので、ちゃんと食べてもらえたのかが気になりますが…… 答えは ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 『魔女の宅急便』のニシンとカボチャのつつみ焼きです！　味の想像がなかなかイメージできなかった、興味津々メニューの1つです。

【ジブリ飯クイズ第3問】

さあ、ちょっと難しくなってきますよ。一見普通の朝定食。こちらは？答えは ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 『コクリコ坂から』のコクリコ荘の朝ごはんでした！

展示室には、コクリコ荘の台所も再現されています。ずらりと並ぶハムエッグが壮観！

【ジブリ飯クイズ第4問】

さあ第4問です。なんだかわけのわからないこちらの食べものは一体……？答えは ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

『千と千尋の神隠し』の、神さまの食べものでした！

勝手に食べてしまった千尋のお父さんとお母さんは、豚にされてしまいましたね……。

【ジブリ飯クイズ第5問】

続いてはこちら。山盛りの量がヒントですよ！答えは ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

『天空の城ラピュタ』の「シータのスープとポテトと肉だんごの盛り合わせ（グラッセつき）」。あのタイガーモス号のドロドロの厨房で、シータが大掃除の後に作った料理です。お話とはいえ、突然任命されて給食なみの量をレシピも見ずに調理するシータ、尊敬しました。

【ジブリ飯クイズ第6問】

いよいよ最後はサービス問題です！　こちらはノーヒントで！答えは ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

『千と千尋の神隠し』の「ハクのおにぎり」です。千尋がおにぎりを食べる横顔のカットは、絵コンテ上で21秒もあります。一口目を食べ始めるところから、五・六口目を頬ばるところまで、おにぎりを通して、千尋の心の動きが細やかに描かれていて、見るものをハッとさせます。

ジブリ作品に登場する食べものがこんなにもおいしそうで魅力的なワケ

原画にびっしりと書き込まれた作画監督の修正指示。『ハウルの動く城』のベーコンエッグがあんなにおいしそうなのは、おいしそうに見えるだけの奥深い追求が、その裏にはあるのだと圧倒させられます。

目の表情、食べるタイミング、箸づかい……登場人物の生活や個性を描くことで、食べものが生き生きと、シズル感を増していく。展示では、絵コンテや作品カットなどを通して、ジブリ作品がどれほど「食べるを描く。」を追求しているかが伝わってきます。食べものをリアルに描くには、食べものそのものだけでなく、食べ方を描く、生活を描く、ということ。その追求心、表現への真摯な姿勢は、作品とはまた別の感動をもらいました。ぜひ時間をたっぷりかけて、ジブリ沼にハマりに行ってくださいね。

ジブリパーク攻略！記事一覧

ジブリパーク
愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
平日10:00～17:00 土・日・休9:00～17:00
＞＞営業時間とカレンダー
休園日：毎週火曜日（火曜日が祝日の場合は翌平日）
年末年始及びメンテナンスなどの指定日
＞＞ジブリパークへの行き方（アクセス）
＞＞チケットの種類と料金

※チケットは予約制です。「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」（以上、魔女の谷）、「地球屋」（青春の丘）、「サツキとメイの家」（どんどこ森）計5つの各建物内部観覧は「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が対象となります。
※ジブリパークは通常の営業時、一部を除き、撮影できません。

＞＞最新園内マップ

※価格はすべて税込です。
※※ジブリパークには、一般の来園者は撮影できないエリアがございます。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
© Studio Ghibli
[Photos by Aya Yamaguchi]

PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE（タビジン）」「イエモネ」「novice（ノーヴィス）」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。