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「翌週」と「来週」の違いって?【正しい日本語解説Vol.26】

Posted by: 熊本沙織
掲載日: Nov 24th, 2022.

社会人になると、新しい言葉を使う機会が増えますよね。使い慣れていない言葉を無理に使い、大事な場面で恥をかいてしまった……。なんていう人も少なくないのでは? そこでTABIZINEでは、知っているようで意外と知らない頻出ワードを徹底解説! 今回は、似ているようで実は違う「翌週」と「来週」について、日本語に関する著書も多数手がけている、国語講師の吉田裕子さんに解説してもらいます。

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「翌週」の意味


「翌週」は、話題となっている週を基準とした、次の週のこと

【例】
去年は、始業式の翌週にテストがあったらしい。

「来週」の意味


「来週」は、今週の次の週のこと。

【例】
今週は忙しかったが、来週は少し余裕ができるはずだ。

「翌週」と「来週」の使い分け方


「翌週」と「来週」はどちらも「次の週」という意味がありますが、「いつ」の次の週なのか、で使い分けます。

「翌週」は話題となっている週の次の週なので、過去でも未来でも表現できます。「3年前の4月1日、新体制がスタートしたが、その翌週にはさっそく新商品がリリースされた」というように過去に使うこともできるのです。

「来週」は今週の次の週なので、今を基準にした非常に近い未来のことをさします。

「次週」という表現もありますが、これは「次の週」という意味で、毎週行われていることに対して使われることが多いです。毎週行われる組織の定例会議や、毎週放映されるテレビ番組などがその例で、「次週の会議のアジェンダは〜」とか、「次週の放送は〜」といった形で使われています。

【クイズ】より適切なのはどっち?

【答え】
1→翌週
2→来週

1の正解は翌週。来年のお正月がある週の次の週なので、「翌週」が適切です。
2の正解は来週。今週の次の週なので、「来週」が適切です。

監修:吉田裕子先生
国語講師。都内大学受験塾・カルチャースクールで講師を務める他、書籍執筆、講演、企業研修、三鷹古典サロン裕泉堂の運営などの活動に取り組んでいる。NHK Eテレ『知恵泉』、NHK‐FM『トーキングウィズ松尾堂』など、テレビ・ラジオにも出演。著書に『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』(かんき出版)や、『大人に必要な読解力が正しく身につく本』(だいわ文庫)など多数。

吉田裕子先生の(株)裕泉堂 公式サイトはこちら

熊本沙織

saori-kumamoto
編集プロダクションと出版社での勤務を経てフリーの編集者・ライターに。ウェブメディア・書籍・雑誌・広報誌などで幅広く活動中。隙あらば航空券をウェブ検索し、旅のプランを練っている旅行好き。自宅に3台のたこ焼き機を所有する関西人。


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