水中の幻想世界を旅する

アートとアクアリウムを融合させたアートアクアリウムは、日本が世界へ発信する新しいアートのひとつ。和をモチーフとしてデザインされた水槽に、ひらひらと舞うように泳ぐ金魚たち。そこに光と映像の演出がほどこされた水中アート空間は、まるで幻想世界を旅しているようです。

見どころは、舞うように泳ぐ美しい金魚たち！

いや～、圧巻です。5cmくらいある大きな金魚がギッシリ詰まってます！
巨大金魚鉢のふちから水がこぼれて、金魚は流されないのか…と、ドキドキ。

アートな水槽と光の演出にうっとり

こちらは、金魚の水槽に万華鏡がほどこされています。三角形の窓を覗くと…。

こんな感じで、金魚が動くで万華鏡の模様が変わって見えます。斬新！

他にも水槽が着物の形をした「キモノリウム」（東京）や、屏風の形をした「ビョウブリウム」（名古屋）など、さまざまな工夫を凝らした水槽がたくさんあって、思わず見入ってしまいます。まさに動くアートです。

薄暗い空間の中で美しくライトアップされた水槽が並ぶ風景はムードたっぷり。
夜になるとドリンク片手に鑑賞できる「ナイトアクアリウム」になるので、大人のデートスポットとしてもおすすめ。

このアートアクアリウムは、２０１２年に東京の日本橋で行われ、多くの人が訪れた人気のイベント。２０１３年は日本橋と名古屋で開催されています！

[アートアクアリウム]

【期間】
〜０９／２３（月）迄（東京）
〜１０／０１（火）迄（名古屋）
【時間】
１１：００〜２３：００（最終入場２３：００）
【料金】
当日：一般 １，０００円／子供（小学生 以下）６００円／３歳以下 無料
※小学生以下 保護者要同伴

今井明子

Akiko Imai ライター・気象予報士

「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児＆教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 （まなびのずかん）』（技術評論社）がある。