江戸時代から400年続くものづくり文化が息づく上野に、2018年11月1日、新しいホテルがオープンします。美しく心地よいものたちに囲まれて地域の文化を感じることができる、「NOHGA HOTEL UENO(ノーガ ホテル ウエノ)」を一足お先に現地ルポ。
人と人、人と街をつなぐ「NOHGA HOTEL UENO」
「地域との深いつながりから生まれる素敵な体験」をブランドコンセプトとするNOHGA HOTEL。地域の職人やデザイナーと連携したオリジナルの家具やアートが、インテリアを心地よく彩ります。
今回の「NOHGA HOTEL UENO」においても、地域の工房やお店400軒ほどをめぐり、提携を実現させたそう。ホテルの総合的なキュレーターは、あのイデー(IDÉE)創始者の黒崎輝男氏なんですよ。
雨の日も居心地がよさそうな、吹き抜けのラウンジやテラス
緑があしらわれたラウンジやテラス。街とホテルが適度な距離でつながる感じがいいなと思いました。雨の日も穏やかな気持ちで過ごせそう、今度は雨の日に訪れてここでコーヒーを飲んでみたい・・・そんなことも感じました。
北欧調のあたたかみある家具が生み出す、ゆったりとした空間
こちらはライブラリーラウンジ。トーンをそろえながらも、すべてを統一するのではなく、デザインの異なる家具が並んでいるのが心地よく、いい意味でゆるさを生み出しているように感じます。
いろいろと座り試して筆者が一番気に入ったのはこの椅子。体が沈み込むようにゆったりとくつろげます。あなたのお気に入りの椅子も、きっと見つかると思いますよ。
選び抜かれたプロダクトで整えられた130室の客室
ノーガスイート
デラックスツイン
シンプルで落ち着いたインテリアの客室では、選び抜かれた“モノ”たちがあなたに使ってもらうのを待っています。
柔らかい着心地の、シルエットがきれいなルームウェア。
NOHGAオリジナルのインク。カラーは3種あり、書くという楽しさを思い出させてくれます。メモ帳もひとつひとつ職人の手で作られたもの。
ティッシュケースやアメニティボックスは、柔らかいテイストの木を使用。日本のモノ作りの心が宿っています。
シャンプー、コンディショナーなどのアメニティは、リラックス効果のある香りと天然の繭の成分で、包み込まれるような眠りに誘ってくれるそうです。
このようなサインひとつにも、きらりと光るセンスを感じました。
こだわりの食材が並ぶオールデーダイニング「Bistro NOHGA」
一日が楽しくなるこだわりの朝食。ブッフェには、旬の野菜や産地にこだわったフルーツ、浅草「マニュファクチュア」直送のパンなどが並びます。
NOHGAオリジナルブレンドのコーヒーは、時間帯により異なる味わいを提供。朝食では爽やかで軽やかなコーヒーを、ランチ&ディナーでは落ち着いて飲めるコーヒーを。さらに四季に合わせてブレンドを変えるため全部で8種類あるそう。季節と時間にぴったり寄り添う味わいのコーヒーがいただけるなんて、素敵ですよね。
日本のものづくりの魅力を存分に味わえる新しいホテル、「NOHGA HOTEL UENO」。丁寧に作られた、美しいものに囲まれていると、心が安らぎます。自分のことも、丁寧に、大切にしたくなってくるから不思議です。
NOHGA HOTEL UENO(ノーガ ホテル ウエノ)
https://nohgahotel.com/ueno/住所 東京都台東区東上野2丁目21-10
予約受付 03-5816-0213(月~金 10:00-18:00)
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
設備 レストラン「ビストロ・ノーガ」、ロビーギャラリー、ラウンジ、テラス、フィットネス、ランドリールーム、駐車場
※全館無料Wifi/全館禁煙
※館内アートは年に数回入れ替えをし、イベントやワークショップなども定期的に開催される予定
[Photos by NOHGA HOTEL UENO & Aya Yamaguchi]
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Aya Yamaguchi 統括編集長
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「
イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。
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