南半球に絶景の宝庫と言われる国があります。それが、知る人ぞ知る絶景の国、ニュージーランド。
国土面積は日本よりも小さいですが、ニュージーランドの絶景はなんともダイナミック!今回は、その中でも癒しの絶景スポット5つを厳選して紹介したいと思います。10日間あれば、この5つの絶景を巡ることができますよ。
シャンパンプール(北島)
シャンパンをグラスに注いだ時のように、表面から小さな気泡がたくさんでていることから名付けられた「シャンパンプール」。ここは、北島を代表する観光地ロトルアの「ワイオタプサーマルワンダーランド」にあります。
ロトルア地方はニュージーランドの中でも特に地熱活動が盛んな地。シャンパンプールの他にも、火山活動が生み出す間欠泉や絶景温泉をみることができます。
オークランド⇒ロトルア:飛行機で約40分
オークランド⇒ロトルア:車で約4時間
ロトルア⇒ワイオタプサーマルワンダーランド:車で約30分
日本⇒オークランド国際空港:フライト時間約10時間50分、航空券運賃103,000円〜(燃油・諸税別途、11月19日時点)
土ボタル洞窟(北島&南島)
ロトルア地方には、「ワイトモケーブ」という有名な土ボタル洞窟があります。ボートに乗り、長い鍾乳洞の中を進むと現れる幻想的な光景。とても感動します。土ボタルはオーストラリアとニュージーランドにしか生息しないと言われる稀少な生き物。ニュージーランドではこの他に、南島の「テ・アナウ湖」近くの洞窟でも土ボタルをみることができます。
オークランド⇒ワイトモ:車で約3時間15分
ロトルア⇒ワイトモ:車で約2時間30分
日本⇒オークランド国際空港:フライト時間約10時間50分(直行便)、航空券運賃103,000円〜(燃油・諸税別途、11月19日時点)
テカポ湖(南島)
テカポにあるテカポ湖。ターコイズブルーの絵具を流し込んだような色をした湖ですが、実際に湖の水を手ですくってみると、その透明度に驚きます。ルピナスが湖一帯に咲き誇るシーズンは11月〜1月頃だそう。色とりどりのルピナスが湖の美しさをより一層引き立てます。
テカポの星空(南島)
テカポの見どころは昼だけではありません。夜の星空もまた美しい。星空絶景として有名です。晴天率が高いこと、そして南極に近く空気が澄んでいるため、年間を通して美しい星空を肉眼で見ることができるそう。時期によっては、天の川はもちろん、とてもラッキーだとオーロラが出現することもあるとか!本格的な天体観測なら現地の秋〜冬をおすすめしますが、夏でも美しい星空が見られると言われています。もちろん、天体観測は夏でも寒いので、防寒を忘れずに。
クライストチャーチ⇒テカポ:車で約3時間半
クイーンズタウン⇒テカポ:車で約3時間半
日本⇒クライストチャーチ空港:フライト時間約12時間(直行便)、航空運賃118,000円〜(燃油・諸税別途、11月19日時点)
日本⇒クイーンズタウン空港:フライト時間約15時間(乗り継ぎ便)、航空運賃133,000円〜(燃油・諸税別途、11月19日時点)
ミルフォードサウンド(南島)
世界遺産にも登録されているテ・ワヒポウナムの一部を成す「ミルフォードサウンド」。ニュージーランドを代表する景勝地です。
見どころはなんと言ってもフィヨルド!氷河の侵食によって切立った山々、その上からダイナミックに流れ続ける滝など、自然の雄大さを五感で感じさせてくれる絶景です。フィヨルドを巡るクルーズツアーに参加すれば、ミルフォードサウンドをじっくりと楽しむことができます。
早朝であれば、ミラーレイクが見られるそう!
先程紹介した「テ・アナウ湖(南島の土ボタル洞窟)」がクイーンズタウンからミルフォードサウンドの間にあるので、旅程によっては土ボタル洞窟を巡り、ミルフォードサウンドに向かうのもいいかも。
クイーンズタウン⇒ミルフォードサウンド:車で約4時間半
クライストチャーチ⇒ミルフォードサウンド:車で約8時間
日本⇒クイーンズタウン空港:フライト時間約15時間(乗り継ぎ便)、航空運賃133,000円〜(燃油・諸税別途、11月19日時点)
日本⇒クライストチャーチ空港:フライト時間約12時間(直行便)、航空運賃118,000円〜(燃油・諸税別途、11月19日時点)
おまけ
ニュージーランドお決まりの風景と言えば、ひつじたちの姿。至る所でその姿を目にすることができるはずです。たかが羊と思うなかれ、羊の大群が目の前で道路を占拠する光景はなかなかの見ごたえ。そんなハプニングもニュージーランドの道中を楽しませてくれますよ(笑)
紹介した5つの絶景を巡るなら、格安航空券を取って、宿泊は現地のモーテル(NZでは一般的にキッチン付のコテージのことを言います)をセルフ予約するのがおすすめ。駆け足ですが10日間で巡ることができます。宿泊数が少ない場合は、北島か南島のどちらかにルートを絞り、滞在するほうが良さそうです。航空券+ホテルのパックを選ぶとラクチンかも。
ニュージーランドは、心身ともにデトックスしたい、エネルギーチャージをしたい、という人にはぴったりの場所。自然の力が、疲れた心にそっと寄り添ってくれます。
[写真提供:shutterstock.com、AirNZ]
[取材協力:オークランド国際空港(Auckland International Airport Limited)]
※ニュージーランド国内の移動時間についてはおおよそになります。ルートによっては時間が異なります。ご了承ください。