旅の目的は「たったひとつ」で良い
旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。
私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。
珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。
初秋の夜更かしを楽しみたい
9月になると、気持ちはまっ直ぐ秋に向かいます。
過ごしやすい気候になると、新しいことに興味が湧くもの。
好奇心の扉を開いてみると、思ったより奥は深くて、
ここでやめようと思ってもキリがなくなります。
秋の夜長は夜更かしが楽しくて。
早く寝てしまうのがもったいなくて。
いっそのこと、夜更かしをするための旅に出てみましょう。
初秋の夜更かしを楽しむ旅へ。
自分の知らないことはいっぱいある
本を目の前にすると、自分の知らないことはこんなにいっぱいあるんだなあと気づきます。
これだけ本がある中で、読んだことがある本は数冊だなんて。
世の中のすべてを知ることは出来なくても、もうちょっと新しいことを知っておいても良いかもしれない。
いつもとは違うジャンルの本を手に取ってみましょうか。
タイトルに惹かれたから。
表紙の色が好きだったから。
手に取った大きさがちょうど良かったから。
どんな理由でも良いですね。
その本にはずっと自分が探していたことが書かれているかもしれません。
もし面白くなかったら、次の本を手に取れば良いのです。
ここには、たくさん本があるのですから。
本箱という名のホテル
図書館だと思っていたら、ここは「箱根本箱」というホテルでした。本箱みたいな、本だらけのブックホテル。
新刊・古書・洋書あわせて約1万2,000冊を所蔵していますから、いろいろな本のページを開きたくなります。そういえば、最近は紙媒体を読んでいなかったことに気がつきました。今夜はここに泊まるのですから、時間はたっぷりありますね。
ラウンジでは、宿泊者はドリンクが無料ですから、気に入ったドリンクを片手にゆっくり本のページをめくりましょう。
落ち着ける端っこもある
手に取った本は、部屋に持ち帰るのもOKですし、パブリックスペースで読むこともできます。
「端っこが落ち着ける」私たち向けには、廊下の突き当りや、ちょっとした隙間など、館内の色々なところに読書スペースがありますよ。本箱の中には「おこもり空間」と呼ばれる、小さなスペースがいくつかあり、読書に集中できる工夫がなされています。
自分が落ち着く、隠れ場所を探してみましょう。
シンプルなインテリアだから想像の世界へ没頭できる
客室はシンプルで、落ち着けるインテリア。ホテル側の個性の押し付けがないので、想像の世界へ没頭出来ます。
すべての客室には、各界の著名クリエイターが選書した「あの人の本箱」を設置。あの人の中には、美術家の横尾忠則氏、作家の石田衣良氏、女優の中谷美紀氏が含まれており、彼らがどんな本を選んだのか興味がありますね。「あの人の本箱」は客室を中心に、館内の様々な場所にあるので、どの本箱がどの場所に置かれるかは来館してからのお楽しみです。
あの人がどの人なのかは、こちらでご確認ください。
https://www.nippan.co.jp/wp-content/uploads/2018/07/hakonehonbako_0706.pdf
箱根だからもちろん温泉つき
お部屋には、露天温泉風呂が付いていますが、大浴場で広々と手足を伸ばしたいものです。源泉掛け流しの温泉は、乳⽩⾊の硫⻩泉と無⾊透明の美肌の湯、2つの泉質が楽しめます。
読書で知的好奇心が刺激され、疲れてしまったら、温泉で一休みしましょう。
読み切れなかった本は、購入することが出来るのも嬉しいサービス。お土産に本を抱えて帰る旅も良いものです。「ブックホテル箱根本箱」は、もともと書籍と雑誌の流通を担う日本出版販売株式会社(日販)の保養所でした。
今回のたったひとつは、本箱みたいな、本だらけのブックホテル「ブックホテル箱根本箱」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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