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【世界ひとり飯28】ハノイで麺料理の朝ごはん食べ歩き!全6種を1日で

Posted by: 石黒アツシ
掲載日: Sep 6th, 2020.

世界50カ国以上を一人旅した筆者が、世界で出会い心に残った料理をご紹介。今回はベトナムの首都ハノイで食べた麺料理6選です。ベトナムの麺といえばフォーですが、これはライスペーパーを食べやすい幅に切ったもの。ブンも有名ですが、こちらはところてんのように突き出して作るので断面が丸です。今回ご紹介するのは6種類ですが、実は数えきれないほどの麺料理があって、ベトナムの人たちも麺好きなんだなと。今回のお店はどこも歩いて回れる距離にあるので、食べ歩きにピッタリ。一日ダラダラ散歩しながら次々と食べるのもいいと思います。では、出かけてみましょうか。地図は最後にまとめてあります。

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ハノイ


朝ごはん通りでフォー・ガー!チキンでサラッと

フォー

Bad Dan通りは通称「朝ごはん通り」。たくさんの朝ごはんのお店が朝早くから開いています。冒頭の画像はそこにあるPhở Gà Đặc Biệtという、「フォー・ガー」チキンのフォーのお店。

舗道に出された、ベトナムならではのプラスチックのテーブルと椅子で待つこと3分ほどで、フォー・ガー(30,000ドン・約140円)がライムとディル、甘辛い調味料ヌクチャムと運ばれてきました。

フォー

中華料理でおなじみの揚げパン「油条」(10,000ドン・約50円)も頼んで、一緒に食べます。周りのお客さんたちも、ほぼ皆さんフォー・ガーを食べていて、なんとなく連帯感が出てくるような気がしました。そういえば、ベトナムは社会主義の国でした。

Phở Gà Đặc Biệt
住所:1 Hàng Điếu, Cửa Đông, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
営業時間:月〜日 5:30〜13:30

その場で蒸し上げる平たいチュルチュル麺

バインクオン

上の写真をご覧ください。お湯を沸かした寸胴鍋の上に布をバンと貼りまして、湯気が通り抜けるようになってます。そこに米粉ベースの生地をオタマで引いて、それを薄くのばすと、バインクオンの薄いヌードルのできあがり。自分でやってみましたが、麺が布にくっついちゃったりして難しくて、熟練の技が必要です。

バインクオン

春巻きのように、豚肉、玉ねぎ、キクラゲを炒めた具を巻きます。「ソフトなちゅるちゅる春巻き」というとわかりやすいでしょうか。ミントの葉にパクチー、揚げ玉ねぎをトッピングして、こちらもヌクチャムをかけて食べます。

ヌクチャムは、魚醤ニョクマムにお砂糖とライムジュース、赤唐辛子と水を混ぜたもので、ベトナムの万能ソースです(ちなみに写真はかける前です)。

Quán Bánh Cuốn Bảo Khánhはランドマークの聖ヨセフ大聖堂のそば。1人前4巻のバイン・クオンは25,000ドン(約150円)です。

Quán Bánh Cuốn Bảo Khánh
住所:14 Phố Báo Khánh, Hàng Trống, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
営業時間:月〜日 6:15~20:00

フォー・ボーって朝でもいいのでした

フォーボー

ガーはチキンで、ボーはビーフ。ビーフというとなんだかチキンより重いような気がして、朝ごはんにどうかなと思いますが、こちらも実は朝からOKでした。ホアンキエム湖のすぐ北にある忙しい通りにある、Thanh Hopに入ってみます。

上の写真は実はお店の外観、外側です。自分がいる側はバイクが走る通りです。キッチンがあまりにもオープンで面白い。

フォーボー

中にはもう一つ小さなキッチン。ここで店内で食べる料理を作ってくれます。どこの麺料理のお店もそうですが、具材の下ごしらえは終わっていて、もう麺をあっためて、具をのせてスープをかけるだけという状況になっています。

フォーボー

そしてこれが、茹でたビーフがたっぷり乗っかったフォー・ボー。肉はしっかり茹でられて、意外にもかなりあっさり。スープも丁寧にとられていて、雑味もなくすっきりとしていて上品です。これなら朝からOKといったクリアさでした。

Thanh Hop – 12 Dinh Liet – Local Bun Cha & Pho Place
住所:10F Đinh Liệt, Hàng Đào, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
営業時間:月〜日 6:00~21:00

田ガニのブンということでとりあえず入ってやっぱり食べる

田ガニのブン

ハノイの食堂は間口が狭く、だいたい4メートルくらいが多いのですが、このお店はさらに狭い!2メートルくらいでしょうか。その狭さに目を取られたのですが、じっくり見てみたら、お客さんたちが何やら、琥珀色の麺料理を食べてるじゃないですか。

さらにじっと見てもよくわからない。聞いてみたら「田んぼにいるカニの味噌を使ってるよ」とのことで、またまたいただくことに。

田ガニのブン

このキッチンも、プラスチック製の小さい椅子とテーブルもなんだかかわいい。ハノイでは店員さんもお客さんもとても親切で困ったことがありませんが、ここはなんとなく「特にいい人」が集まっているような気になりました。

田ガニのブン

じゃーん。思い切って全部入りを頼みました。ブンに、揚げ豆腐、ビーフ、肉団子、それに淡水にいるカニの卵とスペシャルで、40,000ドン(約180円)。

これはカニの出汁感がたっぷりでおいしい。ハノイは内陸に位置しているので海から遠いし、田んぼも多いので、これが生まれたに違いないと納得。麺料理に必ずついてくる、レタスやベトナムの大葉、ミントなどを入れて、お好みでチリソース。「うまみ」の一杯でした。

Bún riêu cua Hàng Bạc
住所:11 Hàng Bạc, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
営業時間:月〜日 7:00~20:00

魚のフライのブンはしっかりめのお昼にいいかも

狭い路地に入りこんで見つけたのがこちら、Bún cá Sâm Cây Si。バイクしか入ってこない通りにあります。

ブンカー

まず見つけたのは、このお店のイートインのスペース。ここに座って魚のブンをオーダーします。ここもニコニコな地元の人たち。人懐っこくって、どこから来たんだとか、これが旨いとか、いろいろ聞かれたり教えてもらったり。

ブンカー

こちらがブン・カー。おなじみの野菜にハーブ類が一緒にやってきました。白身の淡水魚を揚げたものがトッピングされていて、そのエキスがスープに混ざってコクが出てます。しっかりとした味です。

ブンカー

料理をしているスペースは、建物の横の歩道でした。こちらもオープンでびっくりですが、揚げた魚も準備されていて、あとは盛るだけと準備万端です。45,000ドン(約200円)です。

Bún cá Sâm Cây Si
住所:5 Ngõ Trung Yên, Hàng Bạc, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
営業時間:月〜日 7:00~17:00

夜になって汁なしのフォーを

汁なしフォー

屋台系というか、朝からやっている小さなお店の多くは夕方には閉まってしまうので、夜はちょっとレストランぽいお店へ。一気に間口が8メートルほどと広いです。

汁なしフォー

一日中いろいろなスープや具で楽しんだフォーやブンですが、これは一番サッパリとした一品。汁なしですが、冷やし中華のように冷たいわけではありません。フォー・ガーのスープなしという感じで、かなり食べやすい。一日食べ歩いたおなかに優しいし、ビールとも合います。夜遅めに食べても、もたれたりしなそうです(実際もたれませんでしたよ)。

Bánh Cuốn Gia Truyền Thanh Vân
住所:12 Hàng Gà, Hàng Bồ, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
電話:+84 24 3828 0108
営業時間:月〜日 6:00~14:00、17:00~22:00

朝から晩まで麺好きにはたまらない

というわけで、歩いてぶらぶらできる範囲で、6種類のフォーやブンなどをいただきましたが、実はベトナムの麺にはもっともっといろんなパターンがありまして、ハノイの街でもちょっと目に入っても食べきれなかったんです。そういえば、雀の姿焼きが入っているのとかもありました。

一人旅なら、一人前がボウルで楽しめる麺はピッタリ。でももちろん、食べすぎ注意です。

[All photos by Atsushi Ishiguro]

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー
旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。


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