街の香り、人のにおい。
旅を思い出すのに「香り」はとても重要なものかもしれません。
今回は、2015年2月6日に日本に初上陸した、世界各国の最も美しい香りを詰め込んだフレグランスコレクション「ボヤージュデパルファム」をご紹介します。
香りで旅することができる「ボヤージュ デ パルファム」
ボヤージュデパルファムはおうちで世界の香りを楽しむことができるLaliqueのホームフレグランスです。Laliqueの創業者ルネ・ラリックはフランスで生まれ育ち、25歳でジュエリー作家となり、有名な女優さんを顧客に持つほど人々を魅了します。やがて、香水瓶の装飾を施すようになりガラス工芸家としての道を歩むことになります。
さらに、オリエント急行の客車なども手がけ、活躍は多方面に渡りました。彼の作品は、美術館やコレクターたちが競ってまで手に入れようとする価値の高いもの。そんなラリックの想いを受け継ぐLaliqueから2015年2月6日に発売されたのが「ボヤージュ デ パルファム」なのです。
世界の香りってどんな香り?
世界の美しい香りを詰め込んだ「ボヤージュ デ パルファム」は、果実や花などの自然の恵みから生まれた香り。日常生活を邪魔しない絶妙な香りのバランスは、調香師さんのこだわりが込められているのだそうです。こんな香りがあるんですって。
【ROSE(ローズ)トルコ-アナトリア】
バラの生産量の多さで知られているトルコのアナトリア地方からはローズの華やかな香り。
【FIGUIER(フィグ)イタリア-アマルフィ】
風味豊かなイタリアのイチジクをイメージしたグリーンのフレッシュな香り。
【YUZU(ユズ)日本-四国】
日本人になじみの深いユズにフランス流の調香をプラスしたフルーティで爽やかな香り。
【PEUPLIER(ポプリ)アメリカ-アスペン】
良質な雪と広大な森林を持つ高級リゾートアスペンの森のポプリ。グリーンの香り。
【VETIVER(ベチバー)インドネシア-バリ】
バリで育つベチバーという草はウッディ―な安らぐ香り。
【NEROLI(ネロリ)モロッコ-カサブランカ】
カサブランカをイメージしたビターオレンジの爽やかな柑橘系の香り。
【VANILLE(バニラ)メキシコ-アカプルコ】
アカプルコをイメージしたうっとりと甘いバニラの香り。
【SANTAL(サンダルウッド)インド-ゴア】
南インドの楽園ともいわれるゴアからスパイシーでエキゾチックな香り。
【GINGEMBRE(ジンジャー)中国-雲南省】
(C)Meiqianbao/Shutterstock.com
生姜や赤唐辛子の流通が盛んな中国は雲南省から洗練されたスパイシーな香り。
【CUIR(レザー)ロシア-モスクワ】
優雅なおとなの時間にピッタリなほろ苦いビターテイストの香り。
おうちにいながら、香りで旅気分。ホワイトデーや誕生日などに、旅好きの女性にプレゼントしてもよいかもしれませんね!
[ECHELLE]
[Photo by Shutterstock.com]
Miyuki Hayashi
FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスライター。旅は一人旅派。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、クモの巣、絵本、漫画、子どもなど。グッとくる雑貨、ハンドメイド作品、文具、生き物、レトロ、可愛いものとヘンテコなものを日々探しています。
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