北陸新幹線が開業して1カ月近くが過ぎ、開業後初めてのゴールデンウィークを迎えようとしています。

この連休で北陸新幹線を使い富山に足を運ぼうと計画中の人も少なくないと思いますが、初めての旅先では公衆無線LAN（Wi-Fi）探しに困りませんか？

そこで今回は、北陸新幹線の主要ターミナルである富山駅周辺や富山の市街地に設置されたオフィシャルの公衆無線LANスポットをご紹介したいと思います。

1：富山駅構内は複数の場所で公衆無線LANを利用できる

最初に紹介する公衆無線LANの設置場所は、北陸新幹線の富山駅構内です。新幹線の改札口から出ると正面右手に総合案内がありますが、その周辺で公衆無線LANが利用可能です。

総合案内近く、路面電車の乗場手前の中二階にテーブルと椅子が並んだロビーがあるので、落ち着いてパソコンを広げたい場合は利用してみてください。

2：駅ロータリーのバス・タクシー案内所周辺

(C)坂本正敬

富山駅の改札を出て南口のロータリーに出ると、バスやタクシーの案内所があります。周辺地域の観光情報が確認できる情報端末が設置されており、オフィシャルの公衆無線LANも使えます。

3：きときと市場とやマルシェでも公衆無線LANは利用可能

(C)坂本正敬

富山駅のお土産売り場「きときと市場とやマルシェ」でも公衆無線LANは利用可能です。とやマルシェには富山の名物であるブラックラーメンや富山湾のすしを食べられる回転ずし屋さん、日本酒のスタンディングバーなど飲食店も豊富にあるので、料理やお酒を口にしながら公衆無線LANに接続することができます。

4：市街地の県民会館でも利用が可能

(C)坂本正敬

駅から徒歩15分ほどの市街地に富山県民会館と呼ばれるイベントホールがあります。日本さくら名所100選の松川べりにある建物ですが、そこでも富山オフィシャルの公衆無線LANが利用できます。

会館1階にはD&DEPARTMENTというレストラン・カフェもあるので、落ち着いて公衆無線LANを利用したい人には最適の場所です。

以上、富山オフィシャルの公衆無線LANのスポットをまとめましたが、いかがでしたか？　

北陸新幹線の富山駅はもちろん、あいの風とやま鉄道の県内13駅の待合室でも利用が可能です。ネットワーク名は「TOYAMA Free Wi-Fi」なので、公衆無線LANのスポット近くでネットワーク一覧から探してみてください。

ただ、アクセスのしやすさを優先しているので、同Wi-Fiは通信の暗号化が行われていません。インターネットバンキングなどプライベートなサービスの利用は避けた方が良さそうですね。

[とやま観光ナビ]

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家／ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書（TABIZINEライターとの共著）に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸３県のWebマガジン〈HOKUROKU〉（https://hokuroku.media/）創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。