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メキシコ国境犯罪多発地区が、食と文化とエコロジーの発信地へ生まれ変わる

Jul 3rd, 2014

国境都市ティファナのグルメムーヴメント「バハメッド」を巻き込んだ挑戦


メキシコ国境犯罪多発地区が、食と文化とエコロジーの発信地へ生まれ変わる
ティファナとサンディエゴの海の境界線 © Miho Nagaya


アメリカとメキシコの国境にある都市、バハカリフォルニア州ティファナは、アメリカのサンディエゴから車で20分ほどの立地から、アメリカへ旅行した観光客が、そのついでにメキシコを楽しむ町として知られています。

しかし、元々は砂漠だったところに建立された都市で、メキシコの他の都市と比べたら歴史も浅いため、観光地としてはイマイチな場所でした。そこへ2009年からの麻薬組織抗争がティファナで激化したこともあり、町には観光客がほとんど訪れない状態になったのです(2011年ごろまで危険な状態でしたが、現在はかなり落ち着いています)。かつて栄えていたメキシコ雑貨を扱うお土産物屋街もすっかり寂れる一方でした。

そんなとき、2010年ごろから地元食材を使った、コンテンポラリーなメキシコ料理のムーブメントが、ティファナを中心としたバハカリフォルニア州で起こりはじめました。

バハカリフォルニア州は豊かな自然があり、酪農、ワインやビールの食産業もさかんです。漁業では、日本へ輸出されるマグロのほとんどが同州産なのです。そんな新鮮な地元の素材を使ったティファナ発の革新的メキシコ料理が、「バハメッド(バハカリフォルニア+地中海料理の造語)」と呼ばれて、注目を集めています。
ティファナでは数年前まで、オシャレなレストランやバーはほとんどなかったのですが、ここ3年ほどでバハメッドの素敵なレストランやバーが増えてきました。この流れは、町の雰囲気を大きく変えるものとなっています。

バハメッドを象徴する場所が、食の屋台市場フードガーデンです。ビーガン向け料理、スイーツ、シーフードタコス、地ビールを飲める店など、地元の食材を使った新感覚の店が軒を連ねます。

メキシコ国境犯罪多発地区が、食と文化とエコロジーの発信地へ生まれ変わる
バハメッドを代表する食の屋台市場、フードガーデン © Miho Nagaya

Miho Nagaya

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