ミャンマーは日本と同じアジア圏の国ですが、なぜか少し遠いイメージがあります。しかし、ミャンマーには一度は訪れたい魅惑のスポットが盛りだくさん。そこでミャンマーに行ったら絶対に訪れたい風光明媚な観光地を5つご紹介します。
アーナンダ寺院
ミャンマーのバカンで人気の観光地「アーナンダ寺院」は、カンボジアのアンコールワットと並ぶ仏教遺跡だと言われています。塔の先端は金色、外壁は白色で塗られた、バカン最大級の寺院でもあり、非常にバランスの良い建造物で、訪れる人たちに感動を与えています。
中に入ると、東西南北に4つの釈迦像が鎮座しています。また回廊が二重にあり、かつては内側の回廊は王族などが身分の高い人たち用、外側の回廊は庶民用となっていたそう。回廊にはブッタの一生が彫刻されていて、一見の価値があります。この寺院の周りにはお土産屋さんなどもあり、ミャンマー観光では外せない場所のひとつです。
インディン遺跡
こちらはインレー湖のパウンドウーパゴダの西にある「インディン遺跡」。舟に乗って約30分で行くことができます。インディン遺跡のパゴダ(仏塔)は1054個あるそうで、まるでインディ・ジョーンズの映画の中に迷い込んだかのような景色を目にすることができます。
インディン遺跡に向かう舟に乗船した時から冒険心がくすぐられ、インディン遺跡を目にした瞬間、現実を忘れて、昔のミャンマーの世界に完全にトリップしてしまいそうですね。
舟での移動の最中、インダー族が漁をしている姿を見ることもできますよ。さらに頭に織物を巻いたパオ族などの少数民族と出会える可能性も大。インディン遺跡を訪れれば、貴重な体験ができそうですね。
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シュエサンドー・パゴダ
バカン遺跡にある「シュエサンドー・パゴダ」はサンライズ、サンセットで人気のスポット。1057年にチャタウンを征服し、バガン王国を築き上げたアノーヤター王によって建設されました。高さは約100メートルあり、夕日や朝日に照らし出される姿は非常に美しいです。バカンの中心部にあり、遠くからでもこのパゴダを臨むことができます。
ちなみにこのパゴダへはのぼることができますが、急な階段で少し怖いかもしれません。ただ、勇気を出してのぼり切ってしまえば、バカンの景色を一望することができますよ。遠くから見ても、のぼっても美しい「シュエサンドー・パゴダ」はミャンマーを訪れたら、ぜひ行きたい場所だと言えます。
ピンダヤ洞窟
ミャンマーのシャン州南部にある「ピンダヤ洞窟」は標高1100メートルの町、ピンダヤにある洞窟寺院です。この洞窟寺院は合計3つの洞窟になっており、8000体以上もの仏像がおさめられています。洞窟内に無数に並ぶ仏像には圧巻です。
洞窟内はライトアップされており、幻想的な空間になっています。またここには、汗をかくと言われている仏像が2体あります。どうやら仏像がずらりと並んでいる場所とお祈りするスペースでは気圧が違うらしく、その境目に鎮座する2体の仏像に水滴が付着するのだとか。この水滴に触れると幸せになれると言われているそうですよ。
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チャイティーヨー・パゴダ
今にも崖の下へ転げ落ちてしまいそうな岩「チャイティーヨー・パゴダ」。別名ゴールデンロックとも呼ばれています。この岩にはお釈迦様の聖髪が安置されていて、そのパワーにより崖から転げ落ちないのだと信じられています。この岩の高さは約7.3メートルもあり、迫力満点。夜になるとライトアップも行なっていて、より幻想的な雰囲気を醸し出しています。
さらにこの岩の何がすごいかと言えば、台座になっている岩との間に隙間があるのです。1975年には、この岩から約80キロ離れた場所でマグニチュード7の地震もあったとか。それにも関わらず、崖の下に落ちることもなく鎮座しているゴールデンロック・・・本当にお釈迦様のパワーが影響しているのでは? と思わずにはいられませんね。一生に一度はこの地を訪れ、自分の目で見たいスポットだと言えるでしょう。
ミャンマーにはタイやカンボジアとは一味違った景色や寺院があります。このようなミャンマーの荘厳で美しい場所を訪れれば、これまでの人生観が変わってしまうかもしれませんね。
[All photos by Shutterstock.com]
Ayami ライター
フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。
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