オーベルジュはレストランがメインの宿泊施設です。
発祥はフランスで、その歴史は中世に始まるとも言われています。

さすが美食の国だけあって、「美味しいものとの出会い」を目的とした旅が早くから成立していたのですね。

オーベルジュでは、その土地ならではの食材と風土を生かしたお料理が食べられます。また、郊外や地方の静かな環境も味わいのひとつ。周囲にあふれる自然の景観から旅情を感じつつ、ゆったりと気ままに過ごしてみましょう。

最高のお料理とおもてなしが期待できるオーベルジュを3つご紹介します。

葉山ホテル音羽ノ森

ホテル音羽ノ森は、都心からわずか1時間の距離にあるリゾートホテルタイプのオーベルジュです。眼前には大海原が広がり、波の音を聞きながら海の幸を味わえます。

地元湘南の海の素材を贅沢にあしらったフレンチは、まさに至福の味わいです。

長楽館

京都にある長楽館は、明治時代に建てられた迎賓館です。伊藤博文や大隈重信など、歴史の偉人たちも訪れた格式ある場所。京都市の有形文化財であり、現在はホテルとして利用されています。

那須高原　高原の指定席　ザ・ヴィンテージビュー

那須高原にあるザ・ヴィンテージビューは、四季折々の自然の美しさがダイナミックに迫るオーベルジュ。キャリア30年以上のシェフが織りなす本格フレンチが味わえます。和の風味を生かした独自の味が定評です。

貸切露店風呂も完備。澄んだ高原の空気に、夜には満点の星空がきらめきます。

そこでしか味わえないお料理と、満ち足りた時間。
オーベルジュで過ごす一日は忘れられない思い出となるでしょう。

内野 チエ

内野 チエ ライター

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。