濃厚なスープ、たっぷり野菜、コッテリ背脂、分厚いチャーシュー、極太麺が盛られたガッツリ系ラーメンで超有名な、東京・三田に本店を構える「ラーメン二郎」。この「ラーメン二郎」に多大なる影響を受けたラーメンを提供する店が全国に存在し、巷では「二郎インスパイア系」と呼ばれています。

今回は、ラーメンファンの間で「東京にある二郎インスパイア系の最高峰」とも称される、「千里眼（せんりがん）」をご紹介したいと思います。

黄色い看板が目印の「千里眼」。代々木上原駅、東北沢駅より徒歩約8分。お昼時などは1時間待ちは覚悟しなければならないほど、行列ができます。

(C)Nao

ガッツリ系ラーメン店とあって男性比率はかなり高めですが、カウンター席のみなので女性一人でも気兼ねなく入れる雰囲気。

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「ラーメン（麺普通、追加豚1枚、味玉）＋ニンニク、アブラ、辛揚げ」
麺が見えないほど野菜がてんこ盛り！ ちなみに千里眼では「ヤサイマシ、ニンニク（刻みニンニク）、アブラ（背脂）、辛揚げ（揚げ玉に唐辛子をまぶしたもの）」が無料でトッピングできます。

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「辛揚げ」は別盛りも可能。自分の好みの加減で量を調節できるのがうれしい。まるでうどんのように太い麺は力強いコシともっちり感たっぷり。スープや背脂と絶妙に絡み合います。

ギトギトに輝き、見た目のインパクトも強烈な「背脂」ですが、コクや旨味が一段と増すのでカロリーは気にせずにぜひトッピングしたいところ。 濃厚なスープ、背脂、分厚いチャーシューとこってり感は半端ないものの、シャキシャキの野菜が中和させてくれるので意外と全部食べられてしまうんですよ。

こちらは標準の二段階増しのような状態の「ヤサイマシマシ」。身も心までガッツリ感ある一杯を堪能できますよ。

近年着実にファンを増やしつつあるという「二郎インスパイア系ラーメン」において、最高峰とも言われる千里眼。濃厚なスープ、こってり背脂、極太麺を心行くまで味わい時は、一度訪れてみてはいかがでしょうか？

[千里眼]

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。