例)I’ll come to your house at 2pm today.
(今日の2時にあなたのおうちに行くね!)
お友達のおうちの玄関先で Can I come in?
(おうちに上がってもいい?)
例えば上のように話している相手に向かって「行く」場合は、あなたが近づいて来ることになるため“Go”ではなく“Come”を使うことが自然です。なんだかややこしく感じるかもしれませんが、ここで“I’ll go to your house.”と言ってしまっても、意味は十分通じるので会話としてはもちろんOK!
How come?=Why?
英語ネイティブが本当によく使う表現に“How come?”が挙げられます。実はこの表現は「どうして?」という意味で、“Why?”とほぼ同様に使われています。“Come”には「ある状態、状況になる」という意味もあるため、“How did it come about that?”(どうやってそうなったの?)が省略されたものと考えられます。
例)How come you didn’t go clubbing last night?
(なんで昨日の夜、クラブに行かなかったの?)
例)She came across these old photos.
(彼女はこれらの古い写真を偶然見つけた。)
I kept being quiet because I didn’t want to come across as a show-off.
(でしゃばりという印象を持たれたくなかったから静かにしてたの。)
Have you ever come across a charity called Helen & Douglas?
(ヘレン&ダグラスというチャリティ団体をご存じですか?)
“Athletes come first.”ってアスリートが最初に来る?
(C) Sergio Yoneda / Shutterstock.com
Athletes come first.
ってどういう意味?
「アスリートが最初に来る」ではないんです。
実は、東京オリンピック関連でよく聞く「アスリートファースト(選手第一)」を英語で表現したものが“Athletes come first.” 同様に「都民ファースト」のような「○○ファースト」は、日本ではよく聞くフレーズですが、英語の場合は“○○ comes first.”と言うと「○○が最優先」という意味になります。
「○○に関しては・・・」というときに使う“come”
“Come”を使った決まり文句として“When it comes to…”で「○○に関しては」というものがあります。
例)He is an expert when it comes to Rugby.
(ラグビーに関して、彼は専門家だ。)