スチーム生食パン専門店×TeaRoomのコラボ！“抹茶”好きのためのフェア

低温⻑時間発酵で水分を多く含む⽣地を蒸し焼きにしたスチーム⽣⾷パン専⾨店「STEAM BREAD EBISU」。国産小麦、北海道産生クリーム、国産練乳、純粋はちみつを使用し、独自のスチーム製法で焼いた「大人の生＃スチパン」が看板商品です。4月30日から、お茶のスタートアップ企業「TeaRoom（ティールーム）」とコラボした抹茶フェアを開催しています。

2018年創業の「TeaRoom」は、“対立のない優しい世界をつくる”をコンセプトに、サスティナブルな想いをもって日本茶の生産開発販売・茶の湯関連文化事業プロデュースなどを展開しています。代表の岩本さんは裏千家では14年以上の茶歴があり、2020年9月に岩本宗涼を拝命され、「茶の湯の思想×日本茶産業」に対し独自の視点で活躍されています。

2社が想いをともにした「抹茶好きがもっと抹茶を好きになる＃抹茶スチパン」と銘打った今回の抹茶フェア。2020年の静岡県産の一番茶のみを活用したラインナップは、生＃スチパン・＃スチパンサンド・抹茶ラテ・生ラスク・アイス・ジャムの6種類です。

その中で3種類を試食させていただきました！

「溢れ出るクリームの抹茶＃スチパンサンド（2ケ）」（740円・税込）

抹茶食パンにオリジナル抹茶クリームを挟んだ和風スイーツサンド（写真は試食用。本来は2個セット）。抹茶食パンはしっとりと、中のクリームをしっかり包み込んでいます。抹茶クリームはもったり食感で、甘さも控えて抹茶好きが高揚する濃い味わい。抹茶パウダー入りで香りも一層際立ちます。

トッピングに、もちもち白玉団子、艷やかな小豆の煮豆、ほっくり和栗。これらも極限まで甘さを抑え飽きない味の変化。

実は、クリームと食パンの間にもあんが塗られてあります！余計な水分を食パンが吸い込まず、クリームも垂れない工夫。抹茶を主役にしていて、1個でも十分至福に浸れます。

「濃厚プレミアム抹茶ラテ（アイスのみ）」（400円・税込）

単体でも飲みたくなるほど濃厚な牛乳に抹茶ジャムを合わせたドリンク。

下に沈んだ抹茶ジャムとのコントラストも美しい。

甘さ・苦味・旨味が凝縮した抹茶ジャムは牛乳とまぜるとミルキーに。後口に、ほどよい甘さと抹茶の爽快な渋味が広がります。

「抹茶をふんだんに練り込んだ生＃スチパン」（1,150円・税込）

生＃スチパンも抹茶でご登場です！片手にずっしり、マーブルカラーが食欲をそそります！

看板商品の生＃スチパンに、抹茶とガナッシュ（生クリームとチョコレートを合わせたクリームの一種）を練りこみ蒸し焼きにし、1つで2つのハーモニーを織りなします。

1分ほどレンジで温めると、できたてのようにもっちりふわふわが復活！スチパン本来の水分感と甘みに、濃厚な抹茶の苦味と渋味が重なって旨味も増します。トースターで焼くと、外はカリッと中はふわもちに。香ばしさに抹茶の香りものって、温めとは一味違う味わいに。

全体が甘くなく抹茶すぎず、この対比のバランスは抹茶好きが求めてきた食パンと思えるほどの大人向け。ぜひ温めと焼きの2通りで楽しみましょう。

5月は抹茶を堪能！

残り3点の新作もチェックしたいものばかりです。

抹茶食パンをダイス状に切った「恵比寿抹茶生ラスク」（520円・税込）は、噛むほど抹茶の香り立つそう。抹茶ラテにも使用されている「新感覚の塗る抹茶ジャム（100ml）」（580円・税込）は、香り・甘味・渋みを絶妙に感じられるパンのお供です。

抹茶アイスにオリーブの食感と山椒をアクセントにした「リッチな抹茶ビリジアンアイス」（420円・税込）は、濃さも組み合わせもほかにありませんね！

果物も添えていないのに抹茶から“爽やか”を感じた驚きと感激の連続。5月末まで限定なので、大好きな抹茶と安らぎの初夏をお過ごしください！

［all photos by kurisencho］

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。