読者が気になったスポットはどこ?ランキングを発表
- 1位 岡崎神社(うさぎ神社)
- 2位 舟屋の町・伊根
- 3位 錦市場(食べ歩き)
- 4位 非公開
- 5位 鞍馬・貴船
- 6位 伏見稲荷大社
- 7位 八坂庚申堂(くくり猿)
- 8位 青蓮院門跡(Ki-Yan襖絵)
- 9位 清水寺
- 10位 御金(みかね)神社
うさぎづくしの可愛らしい光景が人気の「うさぎ神社」こと岡崎神社。縁結びや夫婦和合、子授けにご利益があることから、若い女性の参拝者が増えています。
京都府北部、丹後半島の北端にある伊根町。周囲約5キロの伊根湾には230軒ほどの舟屋が連なっていて、建物と海が一体となった独特の景観から、「日本のヴェネツィア」「日本で最も海に近い町」などと呼ばれています。
約400年の歴史がある京都の台所「錦市場」。細い通り沿いには鮮魚、野菜、果物からお総菜、漬物、スイーツなどのお店が軒を連ね、買い物や食べ歩きにピッタリの場所です。
鞍馬天狗と義経伝説で知られる鞍馬と、和泉式部ゆかりの貴船は「京都最強のパワースポット」といわれています。鞍馬~貴船の神秘的な森の中を歩くと、心洗われるような気分が味わえますよ。
外国人にも人気のある日本の観光スポット。その魅力は千本鳥居だけではありません。山全体が神域と崇められてきた、稲荷山ハイキングではいくつものパワースポットがあり、神秘の山の雰囲気が味わえます。
カラフルで可愛いお守り「くくり猿」がフォトジェニックなお寺。五重の塔で有名な法観寺の近くにあります。
ロックな壁画絵師「Ki-Yan」が手がけた襖絵がある「青蓮院門跡」。レトロモダンな襖絵と美しい庭園に心奪われることでしょう。
京都屈指の観光スポット「清水寺」。実は7つに収まりきらない「清水寺の七不思議」を知ってから参拝すると、より清水寺の魅力を感じられるかも。
強力な金運パワーのご利益があることから、小さな神社はいつも賑わっています。神札から御守りまで全部金色! 境内ある数えきれないほどの絵馬も圧巻です。
ランキング集計期間:2022年1月1日~2022年11月20日まで
TABIZINEサイト上のページビューにて集計。TABIZINEサイトにて掲載された実食ルポ記事のみの集計であり、すべての店舗を対象としたランキングではございません。ご了承くださいませ。
京都観光のおすすめ「神社仏閣」定番スポット3選
まずは、京都観光で一度は訪れておきたい「定番スポット」を紹介します。清水寺、伏見稲荷大社、貴船神社と、いずれも見逃せない場所ばかりですよ!
世界遺産「清水寺」<東山区>
京都を代表する観光スポットといえば、世界遺産にも登録されている「清水寺」。778年開創の北法相宗本山で、13万平方メートルの広大な敷地に、国宝や重要文化財を含む30以上の伽藍や碑が建ち並んでいます。
なかでも有名なのが、「清水の舞台」で知られる本堂。舞台は文字通り、舞楽などを奉納するための舞台として造られたもので、崖下からの高さは18m。舞台上からは四季折々の京都の風景が楽しめます。
舞台の下にあるのが、パワースポットとして有名な「音羽の滝」。清水寺の創建時から湧き出ているというこの滝は、聖水として崇められ清水寺の名前の由来にもなっているのだとか。3本の滝は、それぞれ「学問上達」、「恋愛成就」、「延命長寿」にご利益があるといわれています。あなたは何をお願いしますか?
【ここをチェックすればOK!】
- 高さ13mの「清水の舞台」
- 創建時から湧く「音羽の滝」
お稲荷さんの総本宮「伏見稲荷大社」<伏見区>
エキゾチックジャパンを象徴するスポットとして『外国人に人気の観光スポットランキング』でも全国1位に選ばれたのが、JR奈良線「稲荷駅」から徒歩すぐの場所(京阪本線「伏見稲荷駅」からは徒歩約5分)にある「伏見稲荷大社」です。
同社を象徴するスポットといえば、SNSなどでもおなじみの「千本鳥居」ですよね。さらに、伏見稲荷を擁する稲荷山は全体が神域となっているので、ほかにも見どころが満載です。
奥の院から山頂の一ノ峰上社まで続く片道約2kmのハイキングコースでは、さまざまなパワースポットが点在。山中にたたずむ無数のお塚には、不思議なエネルギーのようなものを感じるかもしれません。休日などには午前中から混雑が始まるので、朝早めのスタートがおすすめですよ。
【ここをチェックすればOK!】
- 美しい朱色の「千本鳥居」
- キツネの「像」や「絵馬」
- 一ノ峰上社を参る「お山めぐり」
京都最強のパワースポット「貴船神社」<左京区>
京都の奥座敷とも言われるエリア、叡山電鉄「貴船口駅」から少し離れた場所にある「貴船神社」。全国約500を数える貴船神社の総本宮として、鞍馬寺とともに「京都最強のパワースポット」としても親しまれています。
特に貴船神社は縁結びのパワースポットとしても人気が高く、「運氣隆昌」と「諸願成就」のご利益でも有名ですよね。貴船川に沿って社殿が構えられていて、下流から本宮、結社、奥宮が鎮座。本宮、奥宮、結社の順にまわる三社巡りの慣わしも残っています。
京都の中心地よりも涼しい場所なので、夏は避暑地としても人気。貴船川沿いに並ぶ川床は、スイーツやお茶を楽しみながら情緒ある風景を満喫したいポイントですよね。
【ここをチェックすればOK!】
- 「本宮・奥宮・結社」
- 本宮の御神水で「水占みくじ」
- 貴船川沿いに並ぶ「川床」
京都観光のおすすめ「インスタ映え」スポット8選
ここからは、インスタグラムやTwitterで人気の「映え」なおすすめスポットを8カ所厳選して紹介します。あなたのお気に入りの場所はありますか?
うさぎ神社の異名で人気「岡崎神社」<左京区>
動物や可愛いもの好きなら足を運ばずにはいられないのが、うさぎ神社として親しまれている「岡崎神社」です。もともとこの周辺には野うさぎが多く、多産なうさぎは神の使いと考えられていたため、うさぎが岡崎神社のシンボルとなったそうです。
本殿の手前に鎮座するのは狛犬ならぬ狛うさぎ。絵馬や提灯にもうさぎのイラストがあしらわれています。もちろん、おみくじだってうさぎ形。本殿の向かいには、奉納されたおみぐじの容器が並ぶ、岡崎神社名物「うさぎの行列」が見られます。少しずつ形や表情が違ってとても愛くるしいですよね。
岡崎神社があるのは、平安神社や京都市動物園からも近い岡崎エリア。ほかの観光スポットとあわせて周れるロケーションも魅力です。
【ここをチェックすればOK!】
- 阿吽の口になった「うさぎの像」
- 境内に鎮座する「狛うさぎ」
- うさぎの「おみくじ容器」
美人祈願の絵馬が可愛い「河合神社」<左京区>
「そんなのあるの?」と驚くほど、ユニークな神社も多い京都。下鴨神社の摂社のひとつ「河合神社」は、美人祈願のパワースポット。河合神社の祭神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)は、女性の「美しくなりたい」という願望や、縁結び、安産などを叶えてくれる、女性のための神様なのです。
河合神社で目を引くのが、「鏡絵馬」と呼ばれる手鏡の形をした絵馬。これを自分の顔に見立て、メイクアップして奉納すれば、願いが叶うといわれています。特に、自前のメイク道具を使うと効果がアップするのだとか。
【ここをチェックすればOK!】
- 美人祈願の「鏡絵馬」
- 美肌に効く?「御白石」
モダンな市松模様に感激「東福寺」<東山区>
紅葉の名所としても知られる「東福寺」。通天橋はあまりにも有名ですが、東福寺にはフォトジェニックなモダンな庭園があることは意外と知られていません。それが、昭和を代表する作庭家・重森三玲が手がけた「東福寺本坊庭園」です。鎌倉時代の様式をベースにしつつも、現代の抽象芸術の要素を採り入れた4つの庭園を楽しむことができるのです。
なかでも目を引くのが、板石と苔で市松模様を表現した「北庭」。日本人が古くから親しんできた市松模様ですが、庭園に用いられるのは例外的で、グレーと緑の四角が生み出すリズムに引き込まれます。
ほかにも、北斗七星を表現した「東庭」や、立体的な市松模様を表現した「西庭」など、日本庭園の新境地との出会いが待っています。
【ここをチェックすればOK!】
- 禅寺としては日本最古で最大の国宝「三門」
- 本堂と開山堂をつなぐ「通天橋」
- 現代アート的デザインの「市松模様の庭」
縁結び祈願にも「八坂庚申堂」<東山区>
京都のフォトスポットとしてすっかり定番となったのが「八坂庚申堂」。清水寺の近くにある小さなお寺で、正式名称は「大黒山延命院金剛寺」。地元では「八坂の庚申さん」として親しまれています。
八坂庚申堂が京都でも有数のフォトスポットになった理由は、カラフルポップな「くくり猿」。これらは手足をくくられて動けなくなった猿の姿のお守りで、人間の欲をコントロールしてくれるといわれています。くくり猿に願いを込めて奉納し、欲をひとつ我慢すれば、願いが叶うのだとか。「猿結び」から、縁結びにもご利益があるとされています。
カラフルなくくり猿ばかりに目がいきがちですが、境内に潜む「見ざる、言わざる、聞かざる」の3匹の猿にも注目です。
【ここをチェックすればOK!】
- カラフルな「くくり猿」
- 境内で見つけられる「見ざる、言わざる、聞かざる」
住所:京都市東山区金園町390
Ki-Yanのロックな襖絵「青蓮院門跡」<東山区>
近年、京都で増えつつあるのが、モダンな襖絵のある寺社仏閣です。そんな従来の襖絵のイメージを覆す、斬新なアートの世界が広がっているのが「青蓮院門跡」。祇園からも近い青蓮院門跡は、皇室ゆかりの由緒ある寺院です。2005年、平成の琳派と称される壁画絵師「Ki-Yan」が、「極楽浄土」「生命賛歌」「青の幻想」の3つのパートからなる襖絵を描きました。
鮮やかな色彩で力強く描かれたロックな襖絵は、一度見ると忘れられないインパクト。華頂殿から見える相阿弥の庭との融合が、唯一無二の幻想風景をつくり上げています。
【ここをチェックすればOK!】
- 華頂殿のカラフル「襖絵」
- 池泉回遊式庭園「相阿弥の庭」
極彩色のモダンな襖絵「随心院」<山科区>
小野小町ゆかりの寺院「随心院」は、紛れもない京都の穴場観光スポット。地下鉄でのアクセスがよいにもかかわらず、郊外に位置しているので、時が止まったかのような静けさを感じることができる場所なのです。
随心院で「フォトジェニック」と評判なのが、2009年に「能の間」に奉納された襖絵「極彩色梅匂小町絵図」。「だるま商店」という2人組の若手アーティストによって制作されたもので、鮮やかな色彩美は息を呑むほど。小野小町の生涯を表現した幻想的な襖絵が、あなたを物語の世界にいざないます。
【ここをチェックすればOK!】
- 鮮やかな能の間の「襖絵」
- 小野小町が顔を洗ったという「小町化粧井戸」
- 併設の「小野梅園」
京都府立植物園の「きのこ文庫」<左京区>
京都市民の憩いの場として親しまれてきた、北山の「京都府立植物園」。その片隅にある屋外図書館が、今フォトスポットとしてじわじわと人気を集めています。屋外図書館は、その名も「きのこ文庫」。柄が太いきのこは書庫になっていて、扉を開けると本がぎっしり詰まっているのです。貸出はされていませんが、きのこのそばで本を読む人の姿は、とても絵になります。
「日本一おもしろい、心やすらぐ植物園」がコンセプトの京都府立植物園は、四季折々の花々が咲き誇る癒しスポット。きのこ文庫を見にやってきたら、園内を一周してお花との出会いも楽しみましょう。
【ここをチェックすればOK!】
- 屋外図書館「きのこ文庫」
- 園内散策で季節の花木を
住所:京都市左京区下鴨半木町
電話:075-701-0141
開園時間:9~17時(最終入場16時、時期により延長あり)
https://www.pref.kyoto.jp/plant/
ご利益がスゴい「噂の神社」3選
次は、「実はご利益がスゴイ」と噂されている神社を紹介します。いずれも個性的なスポットなので、気になる人は訪れてみてくださいね。
京都最強の縁切り神社!?「安井金比羅宮」<東山区>
京都でよく知られているパワースポットには、縁結びもあればもちろん縁切りもあります。悪縁切りで有名なのが、東山にある「安井金比羅宮」。飛鳥時代に藤原鎌足が一族の繁栄を願って創建した「藤寺」がその起源とされ、崇徳天皇が讃岐国に流刑された際、金刀比羅宮にこもって欲や未練を断ち切ったことから、安井金比羅宮も断ち物や縁切りの神社として信仰されるようになりました。
安井金比羅宮で絶てる「悪縁」とは、人間関係だけでなく浪費やタバコなどの悪習慣や性格上の欠点、病気などさまざま。境内にある「縁切り縁結び碑(いし)」は、悪縁切りと良縁結びの両方のご利益があるとされ、連日今の環境やクセを変えたい人でいっぱいです。
【ここをチェックすればOK!】
- 悪縁切りと良縁結びに効く!?「縁切り縁結び碑」
金運アップの強力な味方!?「御金神社」<中京区>
京都に数ある寺社仏閣のなかで、金運に強力なご利益があるといわれているのが、その名も「御金神社(みかねじんじゃ)」。二条城に近い住宅地にある小さな神社ですが、全国各地からそのパワーを聞きつけた参拝者がやってきます。
主祭神は、金属全般を司る「金山毘古神(かなやまひこのかみ)」で、通貨は金属でできていることから、金運のパワースポットとして知られるようになりました。鳥居が金ピカなら、神札やお守りまで見事に金色。ご祈祷済みの福財布は、売り切れになるほどの人気アイテムです。
【ここをチェックすればOK!】
- 黄金色に輝く「鳥居や鈴緒」
- 金色の「神札やお守り」
住所:京都市中京区西洞院通御池上ル押西洞院町618
玉の輿祈願で有名な「今宮神社」<北区>
京都には、縁結びをパワーアップさせた「玉の輿」にご利益があるという神社が存在します。それが、京都市北区にある「今宮神社」。1000年の歴史をもつ出会いの神様で別名はズバリ「玉の輿神社」。
それは、「和製シンデレラ」ともいえるお玉(のちの桂昌院)のストーリーにちなんでいます。身分の低い八百屋の娘のとして生まれたお玉は、3代将軍・徳川家光に見初められ側室となり、将軍の母にまで上り詰めました。今宮神社は、そのお玉が再建に尽力した神社であることから、玉の輿にご利益があるといわれるようになったのです。
お玉が西陣の八百屋の娘だったと伝えられることから、西陣織の生地に京野菜をあしらった「玉の輿お守」も授かることができます。病気の治癒に効果があるという聖石「阿呆賢(あほかし)さん」も見逃せません。
【ここをチェックすればOK!】
- 京野菜の刺しゅうも可愛い「玉の輿守」
- 病気の回復が早まるかも!?「阿呆賢さん」
- 門前名物「あぶり餅」
まだまだあります!京都「定番観光スポット」3選
「はじめての京都」という人にもぜひ巡ってもらいたい、定番のスポットを3カ所紹介します。いずれも定番とされているだけあって間違いはありません!
世界遺産「東寺」<南区>
「東寺(教王護国寺)」は、清水寺とともに世界遺産に登録されている寺社のひとつ。その歴史を約1200年前にさかのぼる、現存する唯一の平安京の遺構です。嵯峨天皇の時代には、唐で密教を学んで帰国した空海に託され、東寺は日本で初めての密教寺院となりました。
東寺のシンボルが、堂々たる威厳を醸し出す「五重塔」。木造の建築物としては日本一の高さを誇り、中には空海が唐より持ち帰った仏舎利が納められています。本堂にあたる金堂には、あらゆる病から人々を守る薬師如来と日光菩薩、月光菩薩が安置され、創建当時の平和と安寧への祈りが、今も受け継がれています。
【ここをチェックすればOK!】
- 日本一の木造建築物「五重塔」
- 本尊の薬師如来などを安置の「本堂」
- 弘法大師空海の住房「御影堂」
実はお宝が眠っている「建仁寺」<東山区>
祇園と清水寺の間に位置する京都最古の禅寺「建仁寺」。日本に正式に臨済宗を伝えたといわれる栄西により、1202年に開創されました。建仁寺といえば、俵屋宗達作の「風神雷神図屛風」が有名。白砂を敷き詰めた「枯山水庭園」や、法堂の天井に描かれた畳108枚分の「大双龍図」も見ごたえがあります。
建仁寺の塔頭寺院のひとつである両足院は、伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」や、長谷川等伯の襖絵「水辺童子図」をはじめとするお宝の宝庫。通常は非公開ですが、初夏や冬に期間限定で特別に公開されます。
【ここをチェックすればOK!】
- 俵屋宗達作の「風神雷神図屛風」
- 白砂が美しい「枯山水庭園」
- 畳108枚分の「大双龍図」
- 伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」
- 長谷川等伯の「水辺童子図」
ひとつだけ願い事を叶えてくれる「鈴虫寺」<西京区>
「鈴虫寺」の名で親しまれる、京都嵐山の「妙徳山 華厳寺」。その名の通り一年中鈴虫の声が聞こえるお寺で、全国各地からひっきりなしに参拝者が訪れる「行列のできる寺院」としても有名です。
小さなお寺にもかかわらず、鈴虫寺に人々が押し寄せるわけは、家まで歩いて願い事を叶えに来てくれるというお地蔵様。このお地蔵様は、日本で唯一わらじを履いたお地蔵様で、どんな願いでもひとつだけ叶えてくれるというのです。
まずはお坊さんによる「鈴虫法話」という御説法を聞き、お地蔵様にひとつだけお願いごとを。本当の幸せとは何か、自分を見つめなおす良いきっかけになりそうです。
【ここをチェックすればOK!】
- ふっくら優しそうな「幸福地蔵様」
- お坊さまによる「鈴虫法話」
ちょっと足を延ばしてみたい!「特別な京都旅」3選
京都保津川下り<亀岡市>
亀岡から嵯峨嵐山へと流れる川が、峡谷美と舟下りで有名な「保津川」です。全長16kmの川下りは、水運を利用した京都・大阪への物資の輸送に端を発しているそう。1895年頃から観光舟が運航されるようになり、いまではスリルある川下りとして世界的に有名に。
巨岩や鏡のような渕、高低差2mの滝など、変化に富んだ景観美を満喫できる伝統の川下りは、京都の自然と歴史を体感できる特別な経験。春は桜、秋は紅葉と、四季折々の美しい自然風景が待っています。
日本のヴェネツィア。舟屋の町・伊根<伊根町>
京都府北部、丹後半島の北端に位置する「伊根町」は、「日本のヴェネツィア」や「日本で最も海に近い町」の異名をとる漁師町。水上に浮かんでいるかのように、海辺ギリギリに建つ舟屋群は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
なかでも、伊根湾めぐり遊覧船や海上タクシーの船上から眺める伊根の風景は格別。「日本にこんな風景があったんだ!」と、懐かしいのに新鮮な風景に心奪われること間違いなしです。湾に面したカフェで、舟屋を改装した宿で、ゆっくりと流れる時間に身を任せましょう。
かやぶきの里「京都美山」<南丹市>
茅葺き屋根の集落といえば岐阜県の白川郷が有名ですが、京都にも日本昔ばなしから飛び出してきたかのような一画があります。京都府中央部、美山町にある「美山 かやぶきの里」は、江戸時代に建てられた38棟のかやぶき屋根の民家が並ぶ地区。
春は梅や菜の花、初夏は紫陽花、秋は紅葉にコスモス、冬は雪景色と、四季折々の日本の原風景を目にすれば、心がほっと安らぎ、忘れていた田舎に帰ってきたような気持ちになるはず。
同地の名物が「蕎麦」。ここにある蕎麦畑から収穫した粉で作った手打ち蕎麦は、驚くほど風味豊か。特に11月の新蕎麦の季節のものは格別です。
まだあまり知られていない!「京都の穴場観光スポット」5選
続いて、まだあまり知られていない、穴場の観光スポットをご紹介します。よりディープな旅を満喫したい人は要チェックです。
京のお伊勢さんと呼ばれる「日向大神宮」<山科区>
東山の山中にたたずむ「日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)」。5世紀末期の創建といわれる古社です。「京のお伊勢さん」と呼ばれ、境内には伊勢神宮と同じ神明造りの内宮・外宮があります。
伊勢神宮の方角・南東を向いた鳥居の前に立ち、手を合わせれば伊勢参りと同じご利益があるとされています。また、境内の巨大な石をくり抜いた「天の岩戸」は厄除けと開運の強力なパワースポットです。
南禅寺や永観堂、街中からも意外と近くにあり、隠れ家的なパワースポットだといえます。
【ここをチェックすればOK!】
- 伊勢神宮の方角・南東を向いた鳥居の前で参拝
- 天の岩戸で厄除けと開運の祈願を
プチハイキングが楽しめる「山科疏水」<滋賀県大津市>
滋賀県大津市から引かれた琵琶湖疏水が京都へ出る途中の「山科疏水(やましなそすい)」。その脇には遊歩道があり、春には全長約4kmの桜並木が続き、桜の下には菜の花が咲き誇ります。また、夏は青葉、秋には紅葉、冬は雪景色を眺めながら散策を楽しめます。
途中には「天智天皇 山科陵」、朱塗りの正嫡橋の先に現れる山中のお寺「大本山 本圀寺」、紅葉のトンネルが美しい「毘沙門堂門跡」も!
見どころ盛りだくさんで、退屈を感じることはありません。
【ここをチェックすればOK!】
- 遊歩道沿いの四季折々の自然の表情
- 紅葉のシーズンは、皇族ゆかりの「毘沙門堂門跡」
中国様式の禅寺「宇治・萬福寺」<宇治市>
「黄檗宗大本山萬福寺」は、1661年に中国福建省の高僧・隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師によって開かれたお寺です。木魚発祥の寺院としても知られています。また、隠元禅師は日本にインゲンやタケノコ、スイカ、レンコンなどの作物、さらには原稿用紙、明朝体の文字などのルーツとなる経典などを日本に持ち込みました。
そんな隠元禅師によって開かれた萬福寺の最大の特徴は、中国の明朝様式を取り入れているところです。たとえば、境内全体が龍に見立てられて造られているのは、中国のお寺ならではの特徴。
ここでは500円で予約制で坐禅体験ができます。なかなかハードですが、ある段階を超えると清々しい気持ちになれるのが不思議です。
【ここをチェックすればOK!】
- 中国の明朝様式の建築
- 木魚の原型である、大きな「開梛(かいぱん)」
レトロな建物が目を引く「船岡温泉」<北区>
銭湯の起源は、仏教の布教も兼ねてお寺などで浴室を民衆に開放していた「施浴」がルーツになっているという説があり、とくに寺院の多い京都は、この「施浴」に端を発する銭湯施設が少なくないそうです。
1923(大正12)年創業の「船岡温泉」は天然の温泉ではありませんが、京都の天然地下水を使用。やわらかな肌触りが特徴です。料理旅館「船岡楼」の入浴施設としてスタートし、戦後の1947(昭和22)年に銭湯として開業しました。現在も創業当時の建物をそのまま使用しており、国の有形文化財に登録されています。
レトロな建物はフォトジェニックで、非日常に誘ってくれること間違いなしです。脱衣所から浴室へと続く通路には壁一面にマジョリカタイルが施されています。
【ここをチェックすればOK!】
- マジョリカタイルの壁面
- 脱衣場を取り囲む欄間の透かし彫り
- 脱衣所の男湯と女湯を仕切る欄間
- 漆塗りの格(ごう)天井
銭湯カルチャーの火付け役「サウナの梅湯」<下京区>
現在の銭湯カルチャーの火付け役になったといわれている「サウナの梅湯」は、ポップな電飾看板が目印。京都はもちろん、サウナ好き・銭湯好きの間では知らぬ者はいない老舗銭湯です。
五条にある天然地下水薪沸かしの湯で、「銭湯入門」の銭湯を目指しているそうです。また、コラボグッズ・オリジナルグッズの販売ほか、イベントなども積極的に実施しています。さらに、浴場内にスタッフ作りの「梅湯新聞」が貼られていて、これを読みながら湯船に浸かれるのもポイントです。
とにかく京都の銭湯は個性豊か。観光の合間に運んで、お気に入りを探してみませんか。
【ここをチェックすればOK!】
- ポップな電飾看板
- オリジナルグッズ
人気上昇中!京都「注目の観光スポット」3選
何度訪れても新しい発見がある京都の人気上昇中の注目の観光スポット3カ所をご紹介します。一度訪れたことがあっても、再訪する価値アリです。
日本初の人工海水利用型の「京都水族館」<下京区>
「京都」と「水族館」は今ひとつイメージが結びつかないかもしれませんが、実は京都には鴨川、桂川、宇治川など10の一級河川が流れ、川床や友禅染など古くから独特の川文化を持っています。また、日本海側には海もあります。
その川に棲むオオサンショウウオを展示する「京の川」をはじめ、日本海側の海の中を再現した「京の海」大水槽、人気者のオットセイ、ペンギン、アザラシなど、10エリアで約250種、約15,000点のいきものたちを見ることができます。
毎日開催される大迫力のイルカパフォーマンスのほか、2020年夏には西日本最多(※)という約30種5,000匹のクラゲを展示する新しいエリア「クラゲワンダー」にも注目です。子どものみならず、大人もワクワクドキドキしながら楽しめる新しい体験が待っていますよ!
(※)オリックス不動産(株)調べ。
【ここをチェックすればOK!】
- オオサンショウウオの展示
- 大迫力のイルカパフォーマンス
- クラゲワンダー
だるまのおみくじが可愛い「法輪寺」<上京区>
享保12年(1727年)創建、臨済宗妙心寺派の歴史ある名刹です。本堂には日本映画関係者を祀る貴寧麿(きねま)殿や、島津製作所を創業した島津源蔵夫妻の念仏を祀る学神堂などがあります。
境内の達磨堂には、大きさも表情もさまざまなだるまさんがたくさん! お札が貼り付けられて、元の姿がわからなくなってしまっただるまさんもいます。三国一(日本・中国・インドの三国の内で最も優れていること)と称する起き上がりだるまも安置されているそうです。
お守り、おみくじコーナーには、可愛いだるまのおみくじが。紐を引っ張ると、中に入っているおみくじが出てきます。インドから中国に渡り、忍苦の修業をして禅宗の開祖となった僧侶である達磨大師の七転八起の精神から不屈のパワーをいただけそうです。
【ここをチェックすればOK!】
- 達磨堂
- お守り、おみくじコーナー
住所:京都府京都市上京区下立売通西大路通東入ル行衛町457
電話:075-841-7878
円墳・方墳・前方後円墳が連なる「作山古墳群」<与謝郡>
京都駅から車で2時間ほど、観光名所天橋立のある宮津市の隣に位置する与謝郡与謝野町には、円墳2基、方墳2基、前方後円墳が5つ並ぶ「作山古墳群」があります。
与謝野町立古墳公園には、復元整備された円墳・方墳・前方後円墳が連なり、一度にさまざまな古墳を鑑賞できます。さらに園内には、蛭子山古墳群も。1号墳は145m、3段に築造された高さ16mという大きなものです。
また、園内には「はにわ資料館」もあり、運が良ければ、3年に一度展示されている国の重要文化財「ガラス釧(くしろ)」を見ることができます。
【ここをチェックすればOK!】
- 作山古墳群の円墳2基、方墳2基、前方後円墳
- 蛭子山古墳群の3基の古墳
- はにわ資料館
食べ歩きで人気の錦市場
「京の台所」錦市場の老舗専門店から、遊び心あふれる新作や人気のパン・スイーツをご紹介します。場内での食べ歩きは禁止ですが、イートインコーナーがあり、場外でなら食べ歩きも可能。京都旅行のお土産としてはもちろん、お取り寄せして自宅で味わうのもおすすめです。
サクサクもっちり!「麩嘉」の「鯛焼き麩」
創業150年以上の老舗・生麩専門店「麩嘉」の大人気スイーツ、丹波大納言のこし餡を青のり麩で包み、笹の葉でくるんだ「麩まんじゅう」に並ぶ新しいお菓子を! と、誕生したのが「鯛焼き麩」(260円・税込)です。
生麩生地で小豆餡を包んだ鯛焼きで、錦市場の店舗でのみ提供。昭和に作られたふた口サイズの小さな型を使い、店頭では注文ごとにひとつずつ焼いた熱々を楽しめます。生麩は保水性が高く、焼くことによりサクサクもっちりの独特の食感になります。
また、「鯛焼き麩」木箱(5個入り・1,500円・税込)は店頭でもお取り寄せでも購入可能。桐箱入りで高級感があり、プレゼントにもおすすめ。1日30個の限定です。
卵黄の風味が香る「三木鶏卵」の「黄味餡ぱん」
昭和3年(1928年)創業のだし巻玉子専門店「三木鶏卵」。当初から伝わる技法で変わらぬ味を守り続ける名店です。そんな「だし巻き玉子」専門店で「あんぱん」を購入できます。
なんと餡は卵黄と白こし餡を合わせた「黄味餡」を使用! 店頭では、小ぶりで、甘さ控えめな「黄味餡ぱん」170円(1個・税込)を購入できます。お土産には、ふた口ほどで食べられる小さなあんぱんが5つ入った「小玉黄味餡ぱん」 450円(5個入り・税込)が最適です。
そのほか、平飼い有精卵のみを使用した黄色が鮮やかな「カスタードクリームぱん」、たまご型が可愛いミニフィナンシェ「たまごまる」、上はカステラ、下はプリンと二層仕立ての「カステラプリン」といったスイーツもそろっています。
京都らしい絵柄の箱に入った「黒豆茶庵 北尾」の「黒豆のお菓子」
創業以来150年余り、京都丹波産の黒豆や小豆、砂糖などを扱ってきた「北尾」。昔ながらの味わいで大粒で甘味のある「新丹波黒」の乾物をはじめ、煮豆、ジャムやアイスに至るまで、黒豆を生かした商品が数多くそろいます。
中でも目を引くのが、京都らしい絵柄の箱に入った黒豆のお菓子です。舞妓さん、枝垂れ桜、嵐山の竹林など、京都にまつわるデザインの箱を選ぶことができます。価格も394円(税込)~と、ちょっとした京都土産にピッタリです。
さらに、店舗の奥には黒豆づくしの名物「黒豆御膳」や甘味を楽しめる和風茶庵も!
おすすめグルメやフォトジェニックなスイーツ、コスパ抜群の宿もあわせてチェック!
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おすすめモデルコース
最後に、京都をめぐるおすすめのモデルコースをいくつか紹介します。こちらを参考に、京都観光のスケジュールを立ててみるのもいいですね。
神社仏閣を巡る王道の一日観光
千手観音立像が圧巻の「三十三間堂」からスタートし、「清水の舞台」で知られる「清水寺」、祇園祭でもおなじみ「八坂神社」から「祇園散策」がてらランチ&抹茶スイーツ、千本鳥居が映える「伏見稲荷大社」を訪れる王道のモデルコースです。
人気スポットを効率よく回る王道の半日観光
一度は見ておきたい「金閣寺」や、学問の神様・菅原道真公を祀る「北野天満宮」、石庭で知られる禅寺「龍安寺」と、人気スポットを効率よく回る半日コース! ランチやスイーツを楽しめるお店や、お土産を買えるスポットも紹介しています。
着物レンタルして巡る王道の京都観光モデルコース
レトロで可愛い着物を着て京都観光を楽しむためのモデルコースでは、「清水寺」や、着物が似合う「二寧坂」「産寧坂」「八坂庚申堂」「八坂の塔」、祇園祭でもおなじみ「八坂神社」、インスタでもおなじみの「蹴上インクライン」「南禅寺水路閣」で写真映えもバッチリですよ。
嵐山で着物レンタルして巡るモデルコース
「渡月橋」や「竹林の小径」「天龍寺」などの嵐山の名所やスポットを、着物姿でそぞろ歩くモデルコース。嵐山で着物レンタルできるお店をはじめ、ランチやスイーツ情報も紹介しています。
四季折々の景色を堪能!「京都花の名所・穴場」
四季折々の自然の表情を満喫できる京都の花の名所・穴場をご紹介します。それぞれの花の開花に合わせて京都を旅するのも乙です。
京都の「桜」
京都には桜の名所が数多くあります。有名なお花見スポットも魅力的ですが、その近くでひっそりと咲く桜を愛でるのも風情が感じられて良いものです。
皇室ゆかりの格式ある門跡寺院「大覚寺(だいかくじ)」の境内東側には、国の名勝に指定されている日本最古の林泉式庭園「大沢池(おおさわのいけ)」があります。平安時代に唐の洞庭湖を模して造られました。周囲約1kmの池のほとりには染井吉野や八重桜が咲き乱れ、往事と変わらない風光明媚な景色を楽しめます。
境内の中央に「阿亀(おかめ)桜」の名で親しまれる大きな枝垂桜が咲き誇る「千本釈迦堂」、四条烏丸に近くに佇む「佛光寺(ぶっこうじ)」の知る人ぞ知る八重紅枝垂れ桜のほか、明治時代に創られた水路「琵琶湖疏水」では、船に揺られながら桜並木を優雅に愛でることができます。
京都の「カキツバタ」
京都では新緑の季節を迎えると、鮮やかな青紫色のカキツバタが咲きはじめます。そのしっとりとした姿が群生する光景は、いかにも和のイメージ。寺社や庭園の池の水辺によく映えます。
カキツバタの群生で知られ、天然記念物に指定されたカキツバタの群生は、上賀茂神社から東へ800mほどの場所に鎮座する摂社「大田(おおた)神社」にあります。平安時代には藤原俊成が「神山や大田の沢のかきつばた ふかきたのみは色に見ゆらむ」と詠んだほどの歴史ある名所……一度は訪れてみたいですね。
「金閣寺」の特別名勝・特別史跡の池泉回遊式庭園「鏡湖池(きょうこち)」の池畔にカキツバタや「平安神宮」の約10,000坪と広大な池泉回遊式庭園のカキツバタも見逃せません。
京都の「あじさい」
古都・京都には紫陽花(あじさい)の名所が数多くあります。神社仏閣を、紫、ブルー、ピンク、白で彩り、しっとりとした風情を醸し出します。
5,000坪に及ぶ広大な庭園に、2万株を誇るあじさいが杉木立の間に咲く京都のあじさいの名所「三室戸寺」、境内には約5,000株のあじさいが咲き誇る「柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)」、標高300mの高台にあり西洋紫陽花、額紫陽花、山紫陽花など約8,000株が、斜面を埋め尽くすように咲く「善峯寺(よしみねでら)」などを巡ってみては。
京都の「蓮(ハス)」
夏の初めに見頃を迎える蓮(ハス)の花。池や鉢に浮かぶ様はどこか神秘的な雰囲気が漂います。早朝に咲き始め、昼にはしぼんでしまうので、できるだけ早起きをして出かけましょう。
京都の山科にある「勧修寺(かじゅうじ)」では、京都市の名勝に指定されている池泉回遊式庭園「勧修寺庭園」の中心である氷室池を覆うように、蓮の花が咲きます。例年7月中旬に最盛期を迎え、遅咲きが多く8月後半を過ぎても蓮の花を鑑賞できます。
また、京都には、約90種もの蓮が、白、赤、黄、薄緑色の花を咲かせる「法金剛院(ほうこんごういん)」、「花の寺」と称される「三室戸寺」、五重塔で知られる「東寺(とうじ)」といった、蓮の花の名所・穴場が点在しています。
番外編 京都の四季折々の見どころ
最後に、京都の季節ごとのおすすめスポットを特別編としてお届けします。何度も訪れた音がある人も、そのタイミングによって異なる表情を楽しむことができるはずですよ!
春の京都
春の京都といえばやっぱり「桜」。1000年の古都で楽しむ桜は「日本人に生まれてよかった!」と思わせてくれますよね。仁和寺や円山公園などの有名どころもおすすめですが、地元人に愛される「北白川疎水」や穴場の「松ヶ崎疎水」など、ゆっくり楽しめるお花見スポットを巡るのもいいかもしれません。
夏の京都
夏は暑く、冬は寒いことで有名な盆地の京都。嵐山にある「竹林の小径」や、苔生す様子が芸術的な「祇王寺」、絵画の世界に吸い込まれてしまいそうな「瑠璃光院」、深緑のカーペットが広がる大原の「三千院」など、息を呑むような緑の風景を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。
秋の京都
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大原の古刹「三千院」や、丸い悟りの窓と、四角い迷いの窓で有名な「源光庵」、橋の向こうに燃えるような紅葉が広がる「東福寺」など、「そうだ京都、行こう」のCMとポスターでおなじみの絶景スポットを巡ってみては。
祇園社観月祭が開かれる「八坂神社」や、嵐山の中心に架かる「渡月橋」、嵯峨天皇も愛した「大覚寺」などで、ロマンチックな京都の月を愛でるのもいいかもしれませんよね。
冬の京都
雪のなかで朱色が幻想的に浮かび上がる「貴船神社」や、白く染まった里山の風景が美しい大原。観光客が少ないこの季節だからこそ、別世界に迷い込んだような雰囲気と、神々しい自然美を感じることができるはずです。