気温が上がるにつれて、屋外での活動が楽しくなり、バーベキューをする機会も増えてくるでしょう。でも、どうせなら美味しいバーベキューを味わいたいものですよね。そんなバーベキュー好きにもってこいなのがバーベキュー検定。この検定は日本バーベキュー協会が考案した、バーベキュー文化を普及していくための人材開発システム（資格制度）で、試験にパスし、実技を身につけていけば、晴れてバーベキューのスペシャリストとして活動できます。

バーベキューマスターになるまでの道のりとは？

初級インストラクターは、約2時間の講義と実習を経て、最後に筆記試験を受け、全30問中、20問以上正解であればパスできます。仲間内でバーベキューを仕切りたい人、盛り上げたい人は初級インストラクターになるだけで十分かもしれませんね。

次に上級インストラクターになるには、食材の基礎知識やバーベキュー＆ソースレシピ、アフターバーベキューの知識を3時間のスクールで習い、筆記試験で50問中40問以上正解すれば合格できます。初級に比べ学ぶことが一気に増えますが、バーベキューを心から愛してやまない人であれば、楽勝でしょう。

上記の2つの試験にパスすれば、いよいよバーベキューマスターを目指すのみ。マスターになるためには、コミュニケーション能力、コーチング技術、ファッションの講義を受ける必要があります。もちろんペーパーテストとバーベキュー実技もこの試験に加わるとのこと。

そして、驚くことに、マスターになるためには、上級インストラクターとして、原則として30回以上バーベキューを開催しなければなりません。しかし、真のバーベキュー好きなら、マスターになりたいところ。マスターになれば、バーベキューの盛り上げ役となり、噂を聞きつけた友人、知人からバーベキュー開催依頼の申し込みが殺到する可能性もありますよ。

バーベキューマスターのここがすごい

実際にバーベキュー検定の資格を持つ人にバーベキューのお手伝いをしていただいたことがあるのですが、料理を出す順番、肉の焼き方～味にいたるまで、最高でした。加えて、フランクに会話しながら、お肉や野菜を焼く姿は、まさにプロフェッショナル。その日のバーベキューはとても盛り上がり、バーベキューに参加していたメンバーも焼きあがった食べ物、ひとつひとつを頬張るごとに、テンションがどんどん上がっていく様子でした。毎回、バーベキューマスターをバーベキューに呼びたいと思ったくらいです。

バーベキューマスターに興味がある方は、「日本バーベキュー協会」をご覧ください。

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あやみ

Ayami ライター

フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。