アメリカで長らく続くカップケーキブーム。次に流行るのは「ドーナッツ」だとシアトルでは言われています。
ドーナッツといっても、Dunkin’ Donutsが大量生産しているようなファストフードではありません。地元のお店が丁寧に作る、ヘルシーなドーナッツが注目を浴びているのです。シアトルに行く時は迷わず寄りたい、とっておきのお店を5つご紹介します。
※甘さなどの評価は筆者の個人的見解ですのでご了承ください。
1. Mighty O Donuts
甘さ ★★☆☆☆
コスパ ★★★☆☆
雰囲気 ★★★☆☆
(C)Misako Treutel
ビーガン対応・オーガニック・非遺伝子組み換え食材にこだわるお店です。安心して食べられるため、店内には親子連れの姿もちらほら。
特に一押しは、写真左側のチョコミントドーナッツです。名前はGrasshopper(バッタ)とへんてこなのですが、一口かじれば甘さと爽やかさが共存する味のとりこになってしまいます。
[Mighty O Donuts ]
2. Rodeo Donuts
甘さ ★★★★☆
コスパ ★★☆☆☆
雰囲気 ★★★★☆
(C)Misako Treutel
シアトルの人気カップケーキ店「Cupcake Royale」が始めたドーナッツのお店。「シアトル住民のドーナッツに対する価値観を変えたい!」とオーナーが熱く語る通り、Spicy Ginger BlueberryやTamarind + Chickpeaなど、ユニークなドーナッツがずらり。写真は比較的オーソドックスなLemmon Poppy Seed味です。
ピンクを基調とする店内も可愛らしく、乙女心をくすぐります。
[Rodeo Donuts ]
3. Frost
甘さ ★★★★★
コスパ ★☆☆☆☆
雰囲気 ★★★★★
(C)Misako Treutel
ドーナッツも店内の雰囲気も激甘なこちらのお店。店名に違わず、ほとんどのドーナッツにたっぷりフロスティング(イギリスや日本でいうアイシング)がかかっています。写真はコッテリ感がたまらないメープル&ベーコン味。
(C)Misako Treutel
5選の中では最も甘―く高カロリーなドーナッツを出すと思われますが、お店の内装やパッケージが可愛いのでつい足が向いてしまいます。店内は女子多し! 女友だちと出かけたらお喋りに花が咲くこと間違いなしです。
[Frost ]
4. Top Pot Doughnuts
甘さ ★★★☆☆
コスパ ★★★★☆
雰囲気 ★★★★☆
オバマ大統領も訪れた、シアトルを代表するドーナッツ店です。2002年創業の後、店舗数は20店に拡大(2016年1月現在)。QFCなどのスーパーマーケットにも卸しています。ただ、それだけ事業を広げてもHand-forged(手打ち)にこだわり、丁寧なドーナッツ作りをしているのがこのお店の魅力です。オールドファッションやチョコレートなどの定番商品が多く、ほっとします。
[Top Pot Doughnuts]
5. Daily Dozen Donut Company
甘さ ★☆☆☆☆
コスパ ★★★★★
雰囲気 ★☆☆☆☆
(C)Misako Treutel
シアトル一の観光名所Pike Place Market内にあるお店。土日は観光客が長蛇の列を成します。
その場で揚げたてのドーナッツに砂糖をまぶしてくれるので、フレッシュさは5選の中で断トツ。また、一つのドーナッツが手のひらに収まるほど小ぶりなので、友だちと分け合ったりちょっとずつ食べられたりするのがうれしいです。
支払いは現金のみ、行列必至でイートインスペースもなきに等しいですが、観光の予定に組み込みたいお店です。
[Daily Dozen Donut Company ]
個性豊かな5つのお店。シアトルにお出かけの際は、ぜひ足を運んでみてください。
Misako Treutel ライター/翻訳業
1986年生まれ。大学では英米文学・英語学を専攻していたが、授業そっちのけで留学、国際インターンシップ、旅に明け暮れる。大学卒業後は出版社に入社し、約80点書籍を制作。2015年に退社し、現在は米国シアトル在住。
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