英会話の達人を目指すなら「コミュニケーション力」が重要!
英会話を楽しむために英語力自体をアップすることも重要ですが、実はコミュニケーション力も忘れてはいけません!海外の友達、ビジネスシーンで出会った人、飛行機などで隣に乗り合わせ外国人・・・さまざまな場面での英会話をスムーズに進めるためには、避けたほうがよいトピックがいくつかあります。
宗教や政治に関すること
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まず、これはすでにご存じの方も多いでしょう。宗教や政治に関する話題は注意が必要。世界のいろいろな国や地域によって複雑な歴史があるので、特に初対面の人との気軽な会話としては避けたいところです。ただし、「本当に興味がある、ぜひ現地の人に聞いてみたい」というようなことなら、もちろんOK。
「英語って難しい」と言われても・・・
英語ネイティブとの会話で避けたいのは「英語は難しい。私は英語が下手で・・・」という英会話ネタ!
英語コンプレックスの強い日本人はついついやりがちですが、話される英語ネイティブのほうは「そんなこと言われても・・・」と返事に困るトピックNo.1といえます。
ただし、「LとRの発音が難しすぎるんだけど、RightとLightって発音して」のように英語ネイティブに具体的な質問、アドバイスを求めることは、勉強にもなるのでおススメです。
質問ばかりする
自分のことばかり話すのは失礼と思う人も多い日本では、ついつい相手に質問ばかりしてしまうってことありませんか?
「兄弟はいる?」などの家族のことや相手の出身地のことなどを、まるでインタビューのように質問ばかり投げかけてしまいがちです。さほど英会話がペラペラではない南欧系の外国人と話していてよく気づかされることは、とにかくたわいもないことを自分の知っている単語を使ってよく話す!そして上手に相手にも質問を振って会話を楽しむ姿です。日本だったら避ける人が多い、家族の自慢話のようなことも、英会話ではぜひおススメしたいトピックのひとつです。
相手の外見をほめること
脚が細い、肌が白い、顔が小さいなど、相手の外見の特徴をほめることも、できれば避けるのがベター。日本人なら言われてうれしいことでも、外国人にとっては「どうしてそんなこと言うの?」と思われたり、「馬鹿にしてる?」と勘違いされてしまうこともあります。相手をほめたい場合は、洋服やアクセサリーなど相手のセンスをほめることをおススメします。
番外編:覚えておきたいエチケット「パートナーの性別を決めつけないで」
海外では、ここ10年ほどLGBTへの理解が急速に広まっており、会話の際にも当たり前のエチケットとしてジェンダーに関する言葉遣いやマナーが定着してきています。
一番身近な例としては「話し相手のパートナーの性別を決めつけて会話をしない」というものがあります。例えば、お友達(男性)の同棲相手を女性と決めつけてShe/Herを使うのではなく、ジェンダーレスのpartner (パートナー) もしくはShe or heを使います。
例)Are you going back home for Christmas?
(クリスマス、実家に帰るの?)
Depending on my other half…
(相棒次第かな・・・)
Where is your partner from?
(パートナーはどこ出身?)
My other half (自分のもう半分)は「相棒、相方」という意味で、パートナーを指してよく使われます。
英語力のある人が必ずしも「英会話力」があるとは限りません。日本人が気づかずに話してしまいがち、でも実は避けたほうがよい世間話ネタについてご紹介しました。「自分のこんな話、相手は面白いのかな?」というような些細なことでも自信を持って話すことが、実は世間話がスムーズに楽しめる一番のコツです。
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