目次
1月の記念日
1月1日:元日
新しい一年の始まりの日。「新しい希望と決意とをもって新しい年のはじめを祝う日」とする国民の祝日のひとつです。
1月7日:七草
1月7日の朝、七草を入れたおかゆを食べると健康に過ごせるといわれています。春の七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ、ホトケノザ(オオバコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)。
1月の第2月曜日:成人の日
国民の休日で、おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日です。
1月11日:鏡開きの日
1月11日は年中行事の鏡開きの日。お正月の間に年神様が宿っていた鏡餅をおろして食べ、1年の無病息災を願う行事です。
1月24日:寒の土用丑の日
「夏の土用丑の日」のように「寒の土用丑の日」にもうなぎを食べる、新しい食文化を築こうと制定された記念日です。
2月の記念日
2月3日:節分
「鬼は外、福は内」というかけ声とともに豆まきをして邪気を払い、まいた大豆を年の数だけ食べて無病息災を願う行事です。その年の恵方を向いていただく太巻き寿司「恵方巻」も全国で定着しつつあります。
2月4日:立春
二十四節気のひとつにあたり、節分の翌日で、暦の上で春が始まる日。春分・秋分と同じように変動しますが、2月4日が立春にあたることが多いです。
2月7日:オリンピックメモリアルデー
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1998年2月7日に開会された長野冬季オリンピックを記念して制定されました。長野オリンピックの理念のひとつに「自然との共生」があることから、オリンピック後の長野県の自然を考える日にとの願いが込められています。
2月11日:建国記念の日
国民の祝日であり、「建国をしのび、国を愛する心を養う」日とされています。
2月14日:バレンタインデー
女性から男性にチョコレートを贈る日とされていましたが、現在では友達に贈る「友チョコ」など、お世話になっている人に贈ったりもしていますね。バレンタインはイタリア発祥で、恋人同士で贈り物を交換したり食事をしたりするのが主流の「恋人たちの日」です。
2月23日:天皇誕生日
天皇の誕生日を祝う日であり、国民の祝日とされています。
3月の記念日
3月3日:ひな祭り
「桃の節句」に行われる行事。ひな祭りの始まりは、紙で作った人形を川や海に流して、汚れを祓ったことから。現在のようにひな人形を飾るようになったのは、江戸時代初期の頃からといわれています。
3月14日:ホワイトデー
バレンタインデーにチョコレートをもらった人がお返しをする、というホワイトデー。このホワイトデーを制定したのは、福岡・博多で100年以上愛され続ける銘菓「鶴乃子」の菓子店、石村萬盛堂で、当時はマシュマロを返すのが正式なルールだったそうです。
春分日:春分の日
春分の日については、国立天文台が毎年2月に翌年の「春分の日」を官報で公表していて、2024年は3月20日(水)です。国民の祝日で、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされています。
4月の記念日
4月15日:いちご大福の日
早稲田大学いちご大福研究会が制定。いちご大福の魅力をより多くの人に知ってもらい、味わってもらうことが目的とされています。
4月29日:昭和の日
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたすという、国民の祝日です。
5月の記念日
5月3日:憲法記念日
国民の祝日で、日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日です。
5月4日:みどりの日
自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日とされています。
5月5日:こどもの日
「端午(たんご)の節句」です。もともとは中国から伝わった邪気払いの行事で、武家社会で男の子の立身出世を願うものとして定着しました。子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日とされています。
5月16日:旅の日
江戸時代の俳人・松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出発したのが1689年(元禄2年)の3月27日で、新暦に置き換えると5月16日(1988年の場合)であることにちなみ、旅の日と制定されました。
6月の記念日
6月6日:梅の日
梅の代表的産地である和歌山県田辺市「紀州梅の会」によって制定されました。室町時代の天文14年4月17日(現在の6月6日)に、京都の賀茂神社の例祭において後奈良天皇が神事を行われた際、梅が献上されたことに由来しています。
6月26日:露天風呂の日
岡山県真庭市の湯原町旅館協同組合と湯原観光協会によって制定されました。「露天風呂の日発祥地」として、その魅力をさらに多くの人に知らせるのが目的です。
7月の記念日
7月7日:七夕
七夕のルーツは中国の星伝説だと言われていて、「織姫と彦星が七夕の日だけ天の川で再会できる」日です。七夕飾りに、願いごとを書いた短冊を飾ったりしますが、理由について詳しく知っている人は少ないのでは? 以下の記事では、七夕の由来、笹飾りの由来などを解説しています。
7月第3月曜日:海の日
7月の第3月曜日は、国民の休日「海の日」です。海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日とされています。
7月21日:日本三景の日
天橋立 © 一般社団法人 京都府北部地域連携都市圏振興社
松島・天橋立・宮島が「日本三景」は、江戸時代初期に林春斎が記した「日本国事跡考」に登場します。林春斎の誕生日にちなみ、日本三景をさらに広く知ってもらうために、日本三景観光連絡協議会が制定しました。
8月の記念日
8月11日:山の日
国民の休日で、山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日とされています。
8月13〜16日:お盆
お盆とは、亡くなった方やご先祖様の霊魂を供養する期間のこと。お盆の時期には、浄土にいる霊魂が、生前過ごしていた地上に帰ってくるといわれていますよね。
8月16日:五山送り火の日
京都の夏の伝統行事「五山送り火」。東山に大の字が浮かび上がり、続いて、松ケ崎に妙・法、西賀茂に船形、大北山に左大文字、そして、嵯峨に鳥居形が点り、お盆の精霊を送ります。
9月の記念日
9月の第3月曜日:敬老の日
国民の休日で、多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日とされています。
9月27日:世界観光デー(World Tourism Day)
1979年9月にスペインのトレモリノス市で開催された「第3回世界観光機関(WTO)」の総会で、翌年の1980年から「世界観光デー」を制定することが決議されました。このことから、世界の観光における重要な節目となった1970年の9月27日を記念日とすることになりました。
秋分日:秋分の日
秋分の日については、春分の日と同様に、国立天文台が毎年2月に翌年の「秋分の日」を官報で公表していて、2023年は9月23日(土)、2024年は9月22日(日)です。祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日とされています。
10月の記念日
10月の第2月曜日:スポーツの日
国民の休日で、スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う日とされています。
10月14日:鉄道の日
1872(明治5)年の9月12日(新暦では10月14日)、日本で初の鉄道が、新橋~横浜間で開業したことを記念して、1922(大正11)年に日本国有鉄道が制定したのが鉄道記念日です。その後、この日が「鉄道の日」となりました。
11月の記念日
11月3日:文化の日
国民の休日で、自由と平和を愛し、文化をすすめる日とされています。
11月7日:鍋の日
冬の到来を感じる頃でもあることにちなみ、鍋料理に欠かせないつゆなどのメーカーであるヤマキによって「鍋の日」に制定されました。
11月23日:勤労感謝の日
国民の休日で、勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日です。
12月の記念日
12月15日:年賀はがき引き受け開始日
全国の郵便局では、12月15日から年賀はがきの引き受けをスタート。受け付けた年賀はがきは、25日までに投函された分が翌年の1月1日(元日)に配達されることになっています。
12月24日:クリスマス・イヴ
クリスマス・イヴはキリスト降誕の前夜祭であり、キリスト教の祭礼のひとつ。12月に入ると、街はクリスマスツリーなどで華やかに彩られ、人々はプレゼントを用意するなど、クリスマスムードが一気に盛り上がります。
12月31日:大晦日
1年の最後の日、12月31日は大晦日。本来の大晦日は、新年の神様である年神様を寝ないで待つ日なのだとか。長寿や開運を願う「年越しそば」、煩悩を払う「除夜の鐘」、年をまたいで参詣する「二年参り」など、大晦日ならではの風習もありますね。