知らないと損をする英会話術56: 一瞬でネイティブになれる“Take”の使い方

Posted by: フレッチャー愛

掲載日: Jan 10th, 2021

“Take”ほど、いろいろな使い方がある動詞はなかなかない!「写真を撮る」「シャワーを浴びる」「休みを取る」「時間がかかる」これら全部を“Take”で表現できます。万能動詞“Take”を使って英会話力をアップしましょう!

英会話上級者は基礎英語を使いこなす!

英語ネイティブの日常会話ではdo, go, make, give, haveなどの中学1年生で習うような動詞が頻繁に使われます。英会話上級者への近道は、難しいボキャブラリーを増やすことより基礎英語の使いまわしをマスターすること!今回は、“Take”をいっしょにマスターしましょう。

“Take”の基本は「取る」

ピザを取る

Take”の一番わかりやすい基本のイメージは「取る」です。手を伸ばして物を「取る」場合や、写真を「撮る」、時間、スペースなどを「取る」と言うような場面でも使われます。例文とともに見ていきましょう。

例)I took a guidebook from the shelf.
本棚からガイドブックを取った。

I need to take a day off to go to see a doctor.
病院に行くために休みを(一日)取らないといけない。

My sister took so many photos at her best friend’s wedding.
妹が親友の結婚式でものすごい数の写真を撮った。

「交通機関に乗る」という意味の“Take”

バスに乗る

電車やバス、タクシーなどの交通機関に「乗る」と言うときは、“Go”を使わず“Take”が正しい言葉のチョイス。

例)You need to take a bus to the shopping centre.
ショッピングセンターへはバスに乗っていく必要があるよ。

この場合“Use”を用いて「バスを使う」というふうに言うことも自然です。ここで気を付けたいのは、自分が所有する車を使って移動する際は“Take”は使えません。あくまで、交通機関を使った場合のみ“Take”を使います。

これが一番使える!「いる、必要だ」というときの“Take”

瞑想

「〇〇がいる、必要だ」と言いたいときに便利なのが“Take”です。

例)It takes patience. 
忍耐力が必要だ。

It took a long time to read that book.
あの本を読み終えるのに、ものすごく時間がかかった。

特に「時間が○○分(○○時間)かかる」と言いたいときには、“It takes ○○minutes (hours)”というフレーズを決まり文句として覚えておくことをおススメします。

「連れて行く」というときの“Take”

ディズニーランドの花火

日本語の感覚ではすこしわかりにくい“Take”の使い方に「連れて行く」というものがあります。

例)I took her to Disneyland for her birthday.
彼女の誕生日にディズニーランドに連れて行った。

「受け止める」という意味の“Take”

テスト

Take”は「受け止める」という意味で使われることもあります。これを使いこなせると一気に英会話上級者感が上がる、知っておきたいフレーズです。

例)My brother failed to pass the exam, but he took it well.
弟は試験には落ちたけれど(落ち込んだり、自暴自棄になったりせず)うまく受け止めていた。

Take it easy!
気楽に行こうよ。

You need to take it seriously.
真剣に受け止めないといけない。(まじめにやりなさい!)

万能動詞“Take”を極める!

Do, go, haveなどの使い方が限りなくある万能動詞を上手に使いこなせると、英会話が一気に自然聞こえてきます。万能動詞の中でも重要な“Take”をぜひマスターしましょう。

[All Photos by Shutterstock.com]

PROFILE

フレッチャー愛

Ai

20代のころからイギリス在住。科学者。フットボールに夢中な男の子の母親として奮闘中。ヨーロッパ各地のマーケット(蚤の市)散策、ワイン、見晴らしのよい絶景スポット、特に海が大好き。 世界のどこにいても、毎日を気楽に楽しめるヒントを共有していきたいです!

20代のころからイギリス在住。科学者。フットボールに夢中な男の子の母親として奮闘中。ヨーロッパ各地のマーケット(蚤の市)散策、ワイン、見晴らしのよい絶景スポット、特に海が大好き。 世界のどこにいても、毎日を気楽に楽しめるヒントを共有していきたいです!

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