「リモート会議」「オンライン飲み会」ってなんて言う?
コロナ禍で、仕事上のリモート会議、友達とのオンライン飲み会、オンラインでの英会話レッスンなど、オンライン上でのコミュニケーションの機会がぐっと増えた人が多いかと思います。まずは、これらのオンラインイベントを英語ではなんと言うか見ていきましょう。
リモート会議 remote meeting, video conference
オンライン飲み会 online drinking party, virtual drink
基本的には、Remote(リモート)、Virtual(バーチャル)、Online(オンライン)を使って表現するのが一般的です。
使用するアプリやソフトを用いてMeeting on Zoom (ズームでのミーティング)、English lesson on Teams(Teamsでの英語のレッスン)のように言うこともできます。
オンラインならではあるある、こんなときなんて言う?
オンラインでのコミュニケーションならではの使えるフレーズや、トラブル時に知っていると便利なボキャブラリーをご紹介しましょう。
聞こえてますか?
まずリモート会議やオンライン飲み会のスタート時。簡単なあいさつをしながら、音の聞こえ具合をチェックしあうとき、なんて言う?
例)Can everyone hear me?
みんな聞こえてる?
Can you hear me OK?
私のことちゃんと聞こえてる?
話し相手の映像が固まっている場合
声は聞こえるのに、相手のビデオが固まったままってよくありませんか?そんなときにはFreeze(凍る)を使います。コンピューター関連のソフトやアプリのエラーで固まっている場合も同様です。
例)I am sorry I couldn’t see it, your screen is freezing.
すいません、見えませんでした。あなたのビデオが固まっています。
話し相手がミュートのまま話している場合
ネット環境の関係で大人数でのミーティングでは、ミュートにするのが礼儀とされている場合も多いかと思います。うっかりミュートのまま発言している人がいた場合、「ミュートのままですよ!」と指摘してあげる方法は?
例)John, I think you are muted.
ジョン、ミュートだと思うよ。
Ups, thanks. I forgot that I was on mute.
ありがとう。ミュートだったのを忘れてたよ。
ハウリングする場合
自分の話している声が一瞬遅れて聞こえてくることもよくあります。日本語ではハウリングと言いますが、英語でハウリングはオオカミの遠吠えという意味で、英語圏では通じません。英語では、Echo(エコー、やまびこ)Feedback(フィードバック)を使います。
例)I am hearing a horrible echo. Can you hear alright?
ハウリングがひどいんだけど、あなたはちゃんと聞こえてる?
ネットの接続が悪い場合
ネット環境が悪いときなどは、Connection(接続)ひとことで「ネット環境」を表すことができます。
例)I have a bad(poor) connection.
電波が悪いですね。
リモート会議やオンライン飲み会の場合、ネット環境にも左右されやすく、日ごろの対面での会話より一層聞き取りが難しく感じる人も多いかと思います。聞き取れなかった場合は、気にせず伝えましょう。
例)Can you say that again, please?
もう一回言ってください。
退席する際のあいさつ
オンラインミーティングの最後などに、お開きのサインとして使われる表現をご紹介します。
例)Let’s call it a today.
今日のところは、これまでにしましょう。
Time’s up, shall we continue next time?
時間切れです、次回に続けましょうか。
新しいあいさつの定番 “Stay safe”
リモート会議やオンライン飲み会が普及せざるを得なかったきっかけでもある新型コロナの現状を踏まえて、多くの人が使うようになったのがStay safeです。「安全でいてね(気をつけてね)」という意味で、別れ際やメールの最後に本当によく見るようになりました。
例)It was good to see you, stay safe. see you soon.
会えてよかったです。お気をつけて。またね!
2020年のコロナ禍以降に一気に普及したリモート会議やオンライン飲み会ですが、新しい手段ゆえに同じ英語圏でも国や地域、また勤めている会社や使っている年齢層などによって、さまざまな表現方法があるのも事実です。慣れない英語でとなれば、なおさら日ごろよりゆっくりはっきりと話すことを習慣づけることも大切です。
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