4月は入学、就職、お引越しなど、とにかく新しい出会いが多い季節です。初めて知り合う人との一番最初の会話ではやはりNice to meet you!(はじめまして!)の印象が大切です。今回は、実は紛らわしいフレーズや返事の仕方、また最近は多くなったオンライン関連の「はじめまして」も含めて完全攻略を目指しましょう!
Nice to meet youを言う正しいタイミング
Nice to meet you は、初めて知り合った人へのあいさつとして使われるフレーズですが、どのタイミングで言うのがベストがご存じですか?初めて出会った人への一言めにNice to meet you(はじめまして)を使うことも決して間違ってはいませんが、実はネイティブには若干不自然にうつることもあります。Nice to meet youを言うベストなタイミングは、自己紹介をした直後です。
例)Hi! I’m Ken, just moved to the house next to yours.
こんにちは!私はケンといいます。つい最近お隣に引っ越してきました。
Hi, Ken, my name is Charlotte. Nice to meet you.
ケンさん、こんにちは!私はシャーロットです。はじめまして。
ほかにも、Good to meet youやPleasure to meet youのようにNiceの部分を別の形容詞に置き換えても個性が出てGood!
【上級編】Nice meeting youって聞いたことある?
Nice meeting youというフレーズ、みなさんは聞いたことがありますか?Nice to meet youとほぼ同じに聞えますが、実はこちらも微妙に使うタイミングが異なります。
日本語では同じ訳となる「会えてうれしいです」というNice to see youとの違いは何でしょう?
Nice to see youは、もともと知っている人に会ったときに使うフレーズです。逆に知っている人に会って「会えてよかった」と言いたいときにNice to meet you は間違えなので気を付けましょう。
例)Hey, Matt!How’s it going?I haven’t seen you for ages.
こんにちは、マット!元気?久しぶり!
Hi, Sophie! Yes good thanks. Good to see you!
やあ、ソーフィー。元気だよ!会えてうれしいよ!
How do you doは堅苦しい?
(C)Lorna Roberts/ Shutterstock.com
もうひとつ、学生時代に教科書でよく見かけたフレーズにHow do you do? というのがあります。これも「はじめまして、ご機嫌はいかがですか?」というときに使われます。しかし、筆者の個人的な感覚ですが、How do you do? を使う人は年配で、しかもものすごくフォーマルな場面でしか使われません。ロイヤルファミリーが使うところは想像できますが、日常生活で友達や新しい同僚を紹介されたときに使う人は少ないと覚えておきましょう。