知らないと損をする英会話術78:I envy youは使わないで!「うらやましい」の伝え方

Posted by: フレッチャー愛

掲載日: Jun 13th, 2021

「うらやましい」って英語でなんて言う?学校で習ったI envy youは、ネイティブは使いません!頻繁に使う言葉なのに、ぴったりくる英語が見つけにくい「うらやましい」を一緒に表現しましょう。

うらやましがる女性

I envy youをネイティブは使わない!

会話する女性たち
友達が「このピアス、誕生日にプレゼントでもらったの!」とプレゼントされたものを見せてくれたり、「来週末、沖縄に行くんだ!」と旅行の予定についての会話をしているとき「いいなー!うらやしい!」と、つい言いたくなりますよね?では、この「うらやましい」英語でなんと表現しますか?

学校で習ったI envy youを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実は英語ネイティブは、この表現を一切使いません。Envyには「妬む」というかなり強い、しかもネガティブな印象があるため、日常会話で使う「うらやましいな」という気軽なニュアンスととはかけ離れているからです。

では、ネイティブが使う「うらやましい」の言い方とは?

日本語のニュアンスに近いJealous

イヤリング
同じ妬むでも、もっと軽いニュアンスでも使えるJealousが日本語に一番近い表現方法です。

例)Look at these. My boyfriend gave me these earrings for my birthday!
これ見て。彼氏がこのピアスを誕生日にくれたの。

Wow, they look so pretty. I am SO jealous.
すごくかわいいね。うやらましい!

ポイントは、Soをあえて強調して言うことで、本気で妬んでいるというよりは「いいなー、うらやましい!」というカジュアルなニュアンスが伝わりやすくなります。

「それが私だったらよかったのに」という表現もOK

フランス・パリ
「うらやましい」に似た表現で「それが私だったらよかったのに」と言うこともできます。

例)I am going to stay in Paris for 4 weeks this summer as a part of my work training.
この夏にパリに4週間仕事の研修で滞在します。

I wish I were you.
私があなただったらよかったのに。

I wish it was me. (それが私だったらよかったのに)も同様に使えます。

Luckyを使って「うらやましい」を表現することも

四葉のクローバー
「飛行機の座席がアップグレードした」「宝くじにあたった」など幸運な場合には、Luckyを使って「よかったね、うらやましい」を表現することもできます。

例)I got a free ticket for the Coldplay’s concert in London.
コールドプレイのロンドンでのコンサートのチケットをただでもらちゃった。

You are so lucky!
ラッキーだね!(よかったね!)

素直によかったね!と言う表現

嫉妬や妬みのニュアンスはあまりないものの、シンプルに「よかったね!いいね!」と表現することも多くあります。

例)I am off from work whole next week!
来週いっぱいは、仕事が休みなんだ!

That’s cool! それはいいね!

同様にAwesome、Greatもよく使われます。このThat’s ○○(Cool, awesome, great)は若い人たちがとくによく使う印象があります。

「うらやましい」よりは「よかったね」が英語では使われる

会話する人たち
日本に比べると「他人と比べてうらやましい、妬む」という感情があまり強くない欧米では実は「うらましい!」と言う機会が多くありません。友達や同僚のうれしいニュースには、いっしょに喜んであげることのほうが自然で、「よかったね!」と声をかけてあげることも会話を楽しく進めるポイントかもしれませんね。

[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

フレッチャー愛

Ai

20代のころからイギリス在住。科学者。フットボールに夢中な男の子の母親として奮闘中。ヨーロッパ各地のマーケット(蚤の市)散策、ワイン、見晴らしのよい絶景スポット、特に海が大好き。 世界のどこにいても、毎日を気楽に楽しめるヒントを共有していきたいです!

20代のころからイギリス在住。科学者。フットボールに夢中な男の子の母親として奮闘中。ヨーロッパ各地のマーケット(蚤の市)散策、ワイン、見晴らしのよい絶景スポット、特に海が大好き。 世界のどこにいても、毎日を気楽に楽しめるヒントを共有していきたいです!

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