「見る」という意味の基本のLook
Lookの最も基本的な意味は「見る」ですが、Lookの後にatをつける必要があります。
例)Look at the sky. The rainbow is beautiful!
空を見て。虹がきれい!
「見る」ということを表現する際には、Seeまたは Watchを使うこともできます。おおまかなニュアンスとしては、Seeは意識しなくても自然に「見える」こと、Watchはテレビや映画などを「鑑賞する」というときに使い、Look atは「意識して見る」ような場合に使われます。
Lookを使った必須フレーズ
普段の日常会話では確実にマスターしておきたい、Lookを使った絶対に外せない必須フレーズがいくつかあります。どれもLookの後におなじみの前置詞を使うことがポイントです。
探す Look for
「何かを探す」と言いたい場合は、Search(サーチ)を使うこともできますが、日常会話ではLook forのほうが頻繁に使われます。
例)What are you looking for?
何をお探しですか?
I’m looking for a book called 1984.
1984という本を探しています。
調べる Look into
Look intoで「調べる」という意味になります。気になるレストランの口コミを調べる、夏休みに行きたい旅先を調べる、というようなときに「チェックする、見ておく」という意味としてもよく使われます。
例)What kind of food do you fancy? Let me look into a place to eat in London on Saturday.
どんなものが食べたい?土曜日にロンドンで食べる場所を調べておくね。
楽しみ! Look forward to
メールや手紙のメッセージの最後によく見る定番のフレーズといえば、Look forward to。「○○を楽しみにしています」という意味で○○には名詞が入るので、動詞の場合はingを付けることに注意しましょう。
例)I’m looking forward to hearing from you.
返信を楽しみにしています。
I’m looking forward to a trip to America!
アメリカへの旅を楽しみにしています。
「似ている、〜みたいな」という意味のlook
Lookを使って「○○のように見える、似ている」と表現することもできます。
例)You look tired. Are you OK?
疲れてるみたい。大丈夫?
My boyfriend looks like a model.
彼氏はモデルみたいなの。
中級編:「聞いて!」という意味のLook!
英語ネイティブは会話の出だしにLook!と言ってから話し始めることがあります。これは「見て」というよりは「聞いて」「ちょっと!」と相手の気を引くような意味で使われています。
例)Look! Can I talk to you? I’ve got a thing to tell you.
ねえ、ちょっと話せる?言いたいことがあるの。
上級編:日本語にはないLook at you!の使い方
もうひとつ、日常で非常によく使われる欧米らしい表現にLook at you!というものがあります。直訳は相手に「あなた(自身)を見て」という意味不明な文章なのですが、大きく分けてふたつのシチュエーションで使われます。
その① 「久しぶり!」と言うとき
久しぶりに会えた友達に「久しぶりに会えたうれしさ」を表現したり、「見違えた!」「変わらず元気そう!」などと相手の外見をほめる場合に使われます。日本語の「久しぶり!」に一番近く、気分が上がったときに使います。
例)Look at you! You haven’t changed at all. How’s everything?
久しぶり!全然変わらないじゃない。お元気でしたか?
その② 外見をほめるとき
大きく成長した子ども、きれいになった女性、ダイエットに成功した友達など、見違えるほどよくなった外見をほめるときにもLook at you!を頻繁に使います。
例)Look at you! The wedding dress look fabulous on you!
すごい!そのウエディングドレス、最高よ!
Lookという誰でも知っている超基本英単語。みなさんはどのくらい使いこなせていましたか?「探す、調べる」といった日常的な表現から、日本語には直訳できないテンションマックスの「おひさしぶり!」まで幅広いLookの使い方をご紹介しました。
[All Photos by Shutterstock.com]