
進化する映像エンタメ

みなさんは日常で、どんなスタイルの映像エンタメを楽しんでいますか? 筆者が子どものころは、テレビまたは映画館(特別な日など)のどちらかでした。それに比べてここ数年は、YouTubeなどの動画サイトはもちろん、SNSでのライブ配信、有料の動画配信サービスなど、とにかく選択肢が増えましたよね。今回は、テレビ番組を中心に映像で楽しむエンタメ関連の英語を解説します。
テレビ番組の種類

まずは、典型的なテレビ番組の種類を見ていきましょう。
ニュース番組 News (News programme)
スポーツ番組 Sports (Sports programme)
ドキュメンタリー Documentary
アニメ(漫画) Cartoon
オーディション番組/リアリティ番組 Reality TV show
バラエティ番組

日本のように大きなくくりでの「バラエティ番組」というジャンルが海外では通じにくいので、Comedy show(お笑い番組)、Talk show (トーク番組)、Quiz show(クイズ番組)と内容を細かく説明する必要があります。
ちなみにヨーロッパで一番有名な日本のバラエティ番組は、『風雲!たけし城』です。日本ではかなり古い番組ですが、ヨーロッパ(特にフランスやイタリア)の20代後半より上の世代は、子どものころによく見ていたそうです。
ドラマ

ドラマ関連の英語にも、とてもおもしろい表現がたくさんあります。
連続ドラマ Drama series
時代劇 Period drama
連続コメディドラマ Sitcom
『ビッグバン・セオリー』や『フレンズ』といった、毎回決まったセットで撮影されるコメディドラマのことを指します。
メロドラマ Soap opera
広い意味での人間ドラマをSoap operaと言います。これは、テレビやラジオ番組で連続ドラマが放送され始めた1950~1960年代に、当時主婦で家にいることが多かった女性が好んで見るタイプのドラマ(恋愛ドラマや家族ドラマ、メロドラマ)のスポンサーの多くが、洗剤やせっけんの会社だったことに由来してるそうです。
日本の朝ドラや昼ドラは、まさしくこの流れを受け継いでいるので、朝ドラはmorning soap drama、昼ドラはdaytime soap dramaがしっくりきます。
コマーシャル(CM)
イギリスでは、コマーシャルよりはadverts(advertisements=宣伝の略)という単語が一般的に使われます。
例)I hate channel 5, there are too many adverts.
チャネル5がきらい。CMが多すぎるよ。
ネット配信関連の新しいワード

テレビ以外にも、ネットで楽しめる映像コンテンツがたくさんあります。インスタライブなどのSNSでの生配信やNetflixをはじめとする有料動画配信サービスなど、知っておきたい新しいワードを見ていきましょう。
ネット配信 Webcast
テレビやラジオでの番組はbroadcast(ブロードキャスト)ということから、ネットでの配信をwebcastと言います。
生配信(ライブ配信) Live streaming
Streamは(川の)流れを意味し、SNS上などでのライブ配信をLive streamingと言います。
サブスク subscription
配信サービスの定期購買(予約購買)を「サブスク」と言うのが定着していますが、英語でもsubscriptionと言います。
例)Do I need to subscribe to watch the football match?
サッカーの試合を見るのにサブスクしないといけないの?
How much is the subscription fee?
サブスクの料金はいくら?
ネット配信などで世界共通で楽しめる番組も増えているので、テレビ番組の話題などは海外の人とも話やすいトピックです。海外の人のほうが、想像以上に日本の番組について詳しいなんてこともあるかもしれませんね!
[All Photos by Shutterstock.com]

あなたが知りたかったことが、この記事で参考になりましたか?
Ai
20代のころからイギリス在住。科学者。フットボールに夢中な男の子の母親として奮闘中。ヨーロッパ各地のマーケット(蚤の市)散策、ワイン、見晴らしのよい絶景スポット、特に海が大好き。
世界のどこにいても、毎日を気楽に楽しめるヒントを共有していきたいです!
「失笑」の本来の意味、知っていますか?【正しい日本語解説Vol.42】
Mar 30th, 2023 | 熊本沙織
社会人になると、新しい言葉を使う機会が増えますよね。使い慣れていない言葉を無理に使い、大事な場面で恥をかいてしまった……。なんていう人も少なくないのでは? そこでTABIZINEでは、知っているようで意外と知らない頻出ワードを徹底解説! 今回は、実は本来と異なる意味で使っている人が多い「失笑」ということばについて、日本語に関する著書も多数手がけている、国語講師の吉田裕子さんに解説してもらいます。
【実は日本が世界一】1,403席!最大の木造コンサートホールは森の豊かな
Mar 29th, 2023 | 坂本正敬
日本にいながら、意外と知らない日本の「世界一」。いつも何気なく目にしているものから、知られざる自然の世界、そして努力や技術の賜物まで、日本には世界に誇れる「世界No.1」がたくさんあるんです。そんな「実は日本が世界一」、今回は、日本が誇る、世界一のコンサートホールを紹介します。
【実はこれが日本一】長さ2.9km・3,333段の石段は熊本県にあった
Mar 28th, 2023 | 坂本正敬
日本一高い山は「富士山」、日本一大きな湖は「琵琶湖」、日本一高いタワーは「東京スカイツリー」など、有名な日本一はいろいろありますが、あまり知られていない、ちょっと意外な日本一を紹介するシリーズ「実はこれが日本一」。今回は、階段に関する日本一を紹介します。
南米の日系人と沖縄人が共存し文化が融合する横浜市鶴見【日本の外国人街を歩
Mar 26th, 2023 | 室橋裕和
横浜の中華街や新大久保のコリアンタウン以外にも、日本には外国人の集まる街がたくさんあります。ネパール、ベトナム、タイ、ミャンマーなどなど、海外に行ったような気分になれる外国人街を、外国人コミュニティの取材を続けているライターの室橋裕和が案内します。第5回は、南米と沖縄の人たちが集まる神奈川県横浜市鶴見です。
5大陸・52カ国を単独飛行で世界一周した最年少パイロットは17歳【旅に関
Mar 25th, 2023 | 坂本正敬
1955年に書籍から始まった「ギネス世界記録」。人間が達成した記録や、自然界で起きた「世界一」など、さまざまな世界記録を認定・登録しています。その中から、旅行に関するギネス世界記録を紹介していきます。今回は、自身が単独で操縦する飛行機で世界一周を史上最年少で達成した17歳のパイロットの話を紹介します。
【侍ジャパン30人の出身地ランキング】WBC2023出場選手が一番多い都
Mar 24th, 2023 | TABIZINE編集部
「2023ワールドベースボールクラシック」(WBC)で14年ぶり、3度目の世界一に輝いた侍ジャパン。7戦全勝、ドラマチックな展開で、普段は野球を見ない人も注目しないではいられなかったのではないでしょうか? そんな侍ジャパンの選手30人と、番外編として監督・コーチ・通訳9人、合計39人の出身地を調べてみました。一番多い都道府県はどこだったでしょうか?
【パーソナルジム体験ルポ】安さで有名なアップルジムってどんなとこ?気にな
Mar 24th, 2023 | Mayumi.W
ダイエットはしたいけど、なかなかやる気になれない…。そんなとき、誰かに背中を押して欲しいと思ったことはありませんか? 自分だけでは難しいボディメイクのためのトレーニングや、普段の食生活まで個人に合わせた指導をしてくれるパーソナルジムもその手段の一つ。今回はマンツーマンで理想の体づくりをサポートしてくれるApple GYM(アップルジム)の無料カウンセリングとトレーニング体験に行ってきました。パーソナルジムとはどんなところなのか? どんなふうにサポートしてくれるのか実際の体験の様子をご紹介します!
【世界三大美術館】エルミタージュ・ルーブル・もうひとつは葛飾北斎を見られ
Mar 24th, 2023 | 坂本正敬
世界を代表するとされるものを3つ取り上げて、「世界三大〇〇」と呼ばれるさまざまなものがありますよね。そこで、どんな事物がそういわれているのか調べてみました。あなたはどれだけ知っているでしょうか? 今回は、旅の目的地にもなる世界三大美術館を紹介します。
「確信犯」の本来の意味、知っていますか?【正しい日本語解説Vol.41】
Mar 23rd, 2023 | 熊本沙織
社会人になると、新しい言葉を使う機会が増えますよね。使い慣れていない言葉を無理に使い、大事な場面で恥をかいてしまった……。なんていう人も少なくないのでは? そこでTABIZINEでは、知っているようで意外と知らない頻出ワードを徹底解説! 今回は、実は本来と異なる意味で使っている人が多い「確信犯」ということばについて、日本語に関する著書も多数手がけている、国語講師の吉田裕子さんに解説してもらいます。
【実は日本が世界一】WBC優勝だけじゃない!日本人野球選手のギネス世界記
Mar 22nd, 2023 | 坂本正敬
日本にいながら、意外と知らない日本の「世界一」。いつも何気なく目にしているものから、知られざる自然の世界、そして努力や技術の賜物まで、日本には世界に誇れる「世界No.1」がたくさんあるんです。そんな「実は日本が世界一」、今回は、ちょっとイレギュラーですが現在開催中のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に絡めた野球に関する世界一を紹介します。